台湾は物価が安い?海外旅行の出費を抑えたい方に台湾がおすすめな3つの理由

台湾の定番・肉燥飯と貢丸湯。2つで丁度100元だった

はじめに

今まで訪れた海外の国の中で、最もお金がかからなかった国の1つが台湾である。

今回3週間弱台湾に滞在したのだが、航空運賃や宿泊費を含めて合計で20万円程度の出費に収まった。

おおよその内訳は飛行機代3万円+ホテル代10万円+生活費7万円といった具合である。

いつも3~4週間程度の滞在では40万円以上は使うことが多いので、かなり出費が抑えられている印象だ。

台湾東海岸の街・花蓮

台湾東海岸の街・花蓮

一応先進国と思われる台湾なので、初めて台湾に行く前は香港やシンガポールなどと同じように出費がかさむものと思っていたのだが、いざ訪れてみると全然お金を使わないのだ。

海外旅行にかかる主な費用としては飛行機代、ホテル代と食費を含む生活費があるが、これら3種類の出費から台湾旅行にお金がかからない理由を以下に考察してみるので参考にして欲しい。

1. 飛行機が安い

台湾は日本から地理的に近いので、当然ながら飛行機代も安い。

台湾にはピーチなどのLCC(格安航空会社)が数多くの便を飛ばしているので、例えば大阪からであれば往復で3万円もあれば十分である(GWなどは除く)。

大阪から台湾と言えばピーチ

大阪から台湾と言えばピーチ

また、航空券のセールも頻繁にやっているので片道1万円以内で行けることもある。

格安航空券はスカイスキャナーなどで検索して探してみると良いだろう。

2. ホテルが安い

これは結構意外だったのだが、台湾はホテルが安い。

ホテルの多い都市部だと、5,000円もあれば十分3つ星ホテルに宿泊することができる。

5,000円でこのくらいのホテルには泊まれる

5,000円でこのくらいのホテルには泊まれる

恐らく、香港やシンガポールだと倍くらいするのではないだろうか。

首都の台北だと割高に感じるが、地方都市に行くほどホテル料金は安くなる印象だ。

ホテルはアゴダ(agoda)Booking.comなどで探してみて欲しい。

3. 食費など生活費が安い

台湾ではタクシーなど移動にかかる費用も日本に比べると安いのだが、何と言っても食費がかからないのが大きい。

外食産業が盛んな台湾では街を歩けば安い食堂や屋台がたくさんあり、100元(約360円)もあればお腹いっぱい食べることができる。

安い食堂が軒を連ねる

安い食堂が軒を連ねる

また、大抵どこの街にも夜市(ナイトマーケット)があり、グルメ屋台が多く出ているので晩ご飯も安く済ませることが可能だ。

夜市で食べる小籠包。ビールに小籠包は格別だ

夜市で食べる小籠包。ビールに小籠包は格別だ

もちろん、高級な海鮮料理レストランなどに行ったらそれなりの値段はすると思うが、集団で食事をする人も多い台湾では、どうも一人旅で訪れるのは億劫になってしまう。

それに、安い食堂で肉燥飯か鶏肉飯にスープを食べているだけでも十分満足だったりする。

台湾の定番・肉燥飯と貢丸湯。2つで丁度100元だった

食費が安いのに加えて、台湾では夜に飲み歩かないのが一番大きい。

元来お酒が強い僕は旅行中は酒飲みになるので、一人旅で退屈なことも手伝って、ホテルの近くにバーなどが多いとついつい飲み歩いてしまうのだ。

しかし、台湾には概してバーのようなものは少なく、仮にあったとしても、中国語が分からない僕は言葉が通じずに静かに1~2杯飲んでそそくさとホテルに帰るというケースが多い。

孤独感を味わえる台湾だが、お財布には優しいのである。

ちなみに、台北はさすがに首都だけあって観光スポットの入場料など物価も高かったし、バーなどの飲み屋も多いのでお金が出ていくスピードが速く感じる。

日本人は台北近郊に行く人が多いと思うが、観光地巡りをしたり飲み歩いたりするとやはりそれなりにお金はかかるだろう。

僕は旅行中は特に節約する意識はないのだが、台湾での1日の生活費は平均して3,000円代で抑えることができた。

おわりに

以上、台湾旅行にお金がかからない理由を簡単に説明してみた。

台湾に限らず東南アジアの国でも物価は安いのだが、台湾はさらに日本からの飛行機代が安いのに加えて、僕の場合はお酒を飲む機会が少なくなるのが大きいだろう。

台湾と並んで、今まで訪れた中で最もお金を使わなかった国(場所)では南インドがある。

ビーチからサンセットを望む

【南インドケララ州旅行記ブログ記事まとめ】アラビア海に沈む夕日を求めて一人旅

2018年6月25日

インドの物価はアジアで最安レベルだが、当然飛行機代は台湾よりも高いし、ビザ取得が面倒で治安面でも不安が残る。

安くて気軽に海外旅行に行きたい方には、やはり台湾はおすすめだ。