花蓮で滞在していたホテルは夜市のすぐ近くだったこともあって、花蓮滞在中の晩ご飯はもっぱら夜市で済ませた。
台湾の夜はやることが少なく(特に田舎だと)、夜市巡りが唯一の楽しみと言っても良い。

花蓮の東大門国際観光夜市
花蓮の東大門国際観光夜市は、「福町夜市」、「各省一條街」、「原住民一條街」、そして「自強夜市」の4つの通りからなる。

東大門国際観光夜市の地図

夜市から山を望む
さすがに台湾東海岸最大の都市だけあって、花蓮の夜市は台東の夜市に比べると随分と規模が大きく感じる。
東大門国際観光夜市では、台湾東海岸でお馴染みの原住民料理を始めとして様々な現地グルメを味わうことができる。

大きな夜市で観光客も多い

豊富な食材が並ぶ屋台
僕は夜市を訪れたらまずはビールを飲んだりつまみを食べ歩いたりしながら散策し、最後に晩ご飯を食べるのがお決まりとなっている。

甘くて美味しい台湾ソーセージ
花蓮の夜市で晩ご飯にいただいた料理を以下にご紹介したい。
初日の夜はせっかくなので名物の原住民料理を食べようと思い、ちまきと猪肉をいただいた。

原住民料理のちまきと猪肉。日本人の口にも合う
ちまきは今回台湾の東海岸を訪れて好きになった料理だ。猪肉の炒め物には大量の玉ねぎが入っていたが、猪肉は味が濃いので中和されて丁度良い。
ところで、最初の頃はその美味しさと安さに感動していた台湾料理も、合計で1ヶ月ほど滞在しているとだんだんと飽きてきて、結局のところ滷肉飯(または鶏肉飯)とスープという定番の組み合わせを頼むことが増えてきた。

滷肉飯(ルーローファン)と魚丸湯(魚のすり身団子のスープ)
さすがに花蓮は海に面しているだけあって、豊富な魚介類を提供している屋台が多い。

日本語のメニューもある
ある晩、シーフードを食べようとカニの足の炒め物を注文したのだが、こちらは失敗だった。

カニの足の炒め物。ソースが美味しかった
カニの足は殻に包まれたまま調理されており、店員さんにもらったハサミを駆使してなんとか解体するも、身はスカスカだったというオチである。
台湾でもタイでも、手は汚れるし面倒くさそうな殻付きの料理はなるべく避けよう、という良い教訓になった。
東大門国際観光夜市ではグルメ屋台が立ち並ぶ通りの裏側に大きな飲食スペースが設けられているので、食事をするには最適だ。
最終日の夜には台湾でお気に入りの料理の1つであるはまぐりスープとチャーハンをいただいた。

はまぐりスープとチャーハン。これが一番美味しかったな
グルメ屋台だけでなくゲーム屋台もたくさんあるのだが、おっさん1人だとなかなかはしゃぐ気にもなれず、未だに台湾の夜市のゲームは未体験である。

様々なゲーム屋台が立ち並ぶ
食事をした後は、デザート代わりのタピオカミルクティーを片手に大人しくホテルに戻ることにした。

台湾での締めと言えばタピオカミルクティー
なんだか散策しているだけでも楽しい気分になれる夜市だった。
規模が大きくてグルメ屋台もゲーム屋台も充実している東大門国際観光夜市、花蓮に来たら必ず訪れたいスポットである。

台湾で訪れた夜市の中で一番小綺麗かも?
観光情報
営業時間:18:00頃~24:00頃
公式サイト(中国語):https://www.dongdamen.com.tw/
住所と地図:花蓮市中山路50號
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。