はじめに
台湾東海岸最大の都市・花蓮の名物はワンタンらしく、街中には「扁食」と書かれたワンタンのお店が点在している。
花蓮滞在中、ガイドブックを片手にワンタンの有名店を3軒食べ歩いてきたので以下にご紹介したい。
どれも『地球の歩き方』に掲載されていたお店なのだが、初めて訪れる土地ではついついこの本に依存してしまうのが悩みどころでもある。
花蓮香扁食
まず最初に訪れたのが中山路沿いにある「花蓮香扁食」。
ゴールデンウィーク中だったこともあってか、店内には日本人の姿も見かけた。
注文にはオーダーシート(注文票)を利用する。
店員には日本語を話せる女性もおり、ワンタンを頼み、冷蔵庫から取った台湾ビールを購入すると微笑まれた。
台湾人はあまり食事をしながらビールを飲まないので、ランチを取りながらビールを飲んでいると日本人丸出しなのである。
こちらのお店では肉だけでなくニラや海老のワンタンが入った総合扁食をいただいた。値段は確か90元(約320円)だったと思う。
このお店はワンタン以外にもメニューが充実しているので、がっつりと食事をしたいときにもおすすめだ。
店舗情報
営業時間:10:30~21:30
定休日:水曜日
公式サイト(中国語):http://www.bian-shi.com.tw/
住所と地図:花蓮市中山路347-1號
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。
戴記扁食
続いて訪れたのが中華路沿いにある「戴記扁食」。
店内は地元の食堂らしい雰囲気を醸し出している。
ワンタン(70元)のスープはあっさりとしていて飲みやすい。
花蓮で食べるワンタンは総じて日本人には薄味だと思うので、好みに応じてワンタンには酢醤油を付けながらいただくのが良いだろう。
店舗情報
営業時間:10:00~20:30
定休日:水曜日
住所と地図:花蓮市中華路120號
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。
液香扁食店
最後に訪れたのが「液香扁食店」。「戴記扁食」からも近いので合わせて訪れるのもおすすめだ。
ちょっと小腹が空いたときにもおすすめのワンタンだが、意外にもボリュームがあるので2つも食べるとお腹がいっぱいになってしまう。
「液香扁食店」は花蓮でとても有名な老舗のお店らしい。
ワンタン(70元)をオーダーして、ゆったりとした広い店内に座る。
今回、花蓮で訪れたお店の中ではここのワンタンが一番印象に残っている。
お肉の味が美味しくて、揚げ玉ねぎの風味が堪らない。
店舗情報
営業時間:10:00~13:30、16:00~20:30頃(売り切れまで)
定休日:月2回不定休
住所と地図:花蓮市信義街42號
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。
おわりに
上記にご紹介した3軒はどこも美味しかったのだが、海老のワンタンが食べたいときやがっつりと食事をしたいときは「花蓮香扁食」、純粋に肉のワンタンを楽しむなら「液香扁食店」が良いだろうか。スープは「戴記扁食」が美味しかったかな。
花蓮に来たら是非名物のワンタンを食べ歩いて、お気に入りのお店を見つけて欲しい。
シエシエ。