はじめに
台東市は台湾の東海岸に位置する人口約11万人の都市だ。
青い空と海が広がり、ヤシの木が立ち並ぶ台東はまさに南国と言った雰囲気で、リゾート気分を味わうことができる。
台東に滞在中、1日かけて市街地周辺の観光スポットを巡ってきたので、以下に簡単にご紹介したい。
台東はとにかく暑くて日差しが強く、歩いていると汗が噴き出してくるので、観光にはタクシーやレンタサイクルも活用すると良いだろう。
台東鉄道芸術村(旧台東駅)
台東バスターミナルの隣には台東鉄道芸術村と呼ばれる公園がある。
ここはかつて台東駅だったところで、今も線路や車両が残されている。
ちなみに現在の台東駅は市街地から6kmほど離れたところにあり、移動にはかなり不便を感じる。
相変わらず野良犬を見かけるのが気になる(台湾の野良犬はインドやタイに比べると大人しい)が、公園内にはレストランやカフェもあるので、歩き疲れたらのんびりと過ごすのもおすすめだ。
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龍鳳寺
バスターミナル方面から歩いてきて台東鉄道芸術村を抜けると、龍鳳寺がある鯉魚山公園にたどり着く。
龍鳳寺には観音菩薩が祀られており、2階からは台東の市街地とその向こうに海を望むことができる。
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海濱公園と台東森林公園
台東市街地の東端には海濱公園がある。
海濱公園にはサイクリングロードが整備されているので、海沿いを自転車で走るのも気持ちよさそうだ。
台東の海はマリンブルーとコバルトブルーが混じった色が印象的で、これまで台湾の都市で見てきた海の中でもとりわけ美しい。
海濱公園の先には台東森林公園がある。
台東森林公園には琵琶湖(Pipa Lake)と呼ばれる湖があり、せっかくなので台湾の琵琶湖を一目見ようと入場料金(30元)を支払って中に入ることにした。
台東森林公園はなかなか広くて他にもいくつか湖があるのだが、暑い中歩き回って汗だくだったので琵琶湖まで来て引き返すことにした。
自転車でも入れるようなので、公園内を見て回りたい方は徒歩より自転車の方が良いかもしれない。
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おわりに
以上、台東市街地から徒歩圏内にある観光スポットをいくつか巡ってみたのだが、正直のところ、どこもそれほど印象に残っていない(それよりも、とにかく暑かった)。
台東市街地では南国ムードを味わいながらのんびりと過ごすのが良さそうだ。
なお、台東市街地から足を伸ばすと三仙台、池上、多良駅、緑島などの景色が綺麗な観光スポットがある。
個人的には多良駅の景色が一番お気に入りなので、合わせてチェックしてみて欲しい。