【三仙台】台東からの行き方は?台湾東海岸の離島にかかる絶景の橋を観光

三仙台にかかる龍橋

はじめに

台東に滞在中、三仙台(読み方:サンシエンタイ)を訪れた。

三仙台は台湾の東海岸にある3つの巨石が立ち並ぶ小さな離島で、サンゴ礁の海の上にかかる離島へと繋がる太鼓橋が絶景を生み出している。

三仙台(サンシエンタイ)

三仙台(サンシエンタイ)

三仙台はもともと岬だったが、海水の浸食によって離れ小島となったそうだ。

3人の仙人(李鉄拐、呂洞賓、何仙姑)がこの地にいた際の痕跡が3つの巨石だと言い伝えられており、そのため三仙台と呼ばれるようになったらしい。

三仙台にかかる龍橋を歩く

バスで三仙台の入り口に到着後、売店が立ち並ぶ建物の奥に歩いて行くと三仙台にかかる龍橋が見えてくる。なお、台東から三仙台への行き方に関しては記事の最後を参照して欲しい。

三仙台入り口の建物。ここで準備をしていこう

三仙台入り口の建物。ここで準備をしていこう

龍橋の手前には石が敷き詰められたビーチがあり、海水浴を楽しんでいる人たちがいた。

透明度の高いサンゴ礁の海が広がる

透明度の高いサンゴ礁の海が広がる

8つの太鼓橋からなる龍橋の形は独特で、小さな離島へとかかるその姿はまさに天に昇る龍のようである。

三仙台にかかる龍橋

三仙台にかかる龍橋

離島に向かって龍橋を渡る。

龍橋から三仙台を望む

龍橋から三仙台を望む

橋の上からはマリンブルーの海とその奥に山々を望むことができる。台湾の東海岸ではお馴染みの光景だが、ここから見る海の透明度は高くてより一層美しい。

龍橋からの絶景

龍橋からの絶景

4月末とは言え台東はとにかく暑くて歩いているとすぐ汗だくになるのだが、橋の上は吹き付ける潮風が心地良い。

無数の岩が転がる三仙台の海

無数の岩が転がる三仙台の海

まぁ、日本最南端の波照間島よりも南にあるのだから暑いのは当然なのだが、少し台東の暑さを舐めていたように思う。

3つの巨石が並ぶ三仙台の小島を歩く

三仙台の小島には遊歩道が整備されている。

三仙台の遊歩道を歩く

三仙台の遊歩道を歩く

島の奥には日本統治時代の1915年に建てられた灯台があるのだが、遊歩道は途中で行き止まりになっており、脇道に逸れて岩山を越えていなければ灯台にたどり着けないらしい。

遊歩道から巨石を望む

遊歩道から巨石を望む

岩山を少し歩いて見たのだが、最近台湾東部では大きな地震があったし、崖崩れでもあったら困るので灯台まで行くのは止めておいた。

岩山の向こうに階段が見える

岩山の向こうに階段が見える

三仙台の小島は1~2時間もあれば歩いて回れる大きさで、豊かな自然の中で巨石を間近に見ることができるが、歩き回っているとやはり暑い。

沖縄の離島でもお馴染みのアダンの実

沖縄の離島でもお馴染みのアダンの実

橋の上からの方が絶景を楽しめるので、時間が無い方は龍橋を往復するだけでも十分に楽しめるだろう。

台湾の他のどの場所にもない独特の景色を楽しめる三仙台、台東滞在中に是非訪れたいスポットだ。

三仙台への行き方

三仙台へは台東のバスターミナルからバスに乗ってアクセス可能だ。

台東のバスターミナル

台東のバスターミナル

4番のバス乗り場から発車する8101Aのバス(台湾好行バスの東部海岸線)に乗り、終点の「三仙台遊憩區」で降りれば良い。

8101Aの時刻表。バスの本数は少ない

8101Aの時刻表。バスの本数は少ない

台東から三仙台までの所要時間は1時間45分だ。

台湾好行バスの東部海岸線。ちなみに帰りは大型バスだった

台湾好行バスの東部海岸線。ちなみに帰りは大型バスだった

バス料金は一日券が299元(約1,070円)なので、三仙台への往復であれば一日券を購入する方がお得だ。

一日券は車内で購入可能だ

一日券は車内で購入可能だ

なお、最新情報に関しては台湾好行バスのウェブサイトなどで各自確認して欲しい。

住所と地図

台東県成功鎮三仙里基翬路74号