沖縄県の離島のビーチや観光スポットでのドローン使用が鬱陶しいと思った話

夕暮れ時の静かなニシ浜

昨年(2018年)の10月から11月にかけて沖縄県の八重山諸島を1ヶ月かけて巡り、その後宮古島に2週間滞在したのだが、今回は少し気になったことがある。

イダの浜(いだのはま)

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2019年2月9日

今までとは違い、今回の旅ではビーチや観光スポットでたびたびドローンを目にした。

冬も間近の静かなビーチでのんびりと過ごしていると、突然「ブーン」という音がして、ふと上空を見上げると小さな黒い物体が飛んでいる。

音といい姿形といい、まるで蠅そっくりだ。超ウザいんですけど。

それに、上空から撮影されていると思うとなんだか落ち着かない。

恐らくYouTuberなんかもいるんだろう。

もし、ビーチでくつろぐ僕のナイスバディがYouTubeにアップされたら、とても興奮する精神的損害に対する慰謝料とモデル代を請求しなければならないではないか。

離島マニアの僕はわざわざ海水浴客がいなくて静かだけれどもそれなりに暖かくて過ごしやすい11月のビーチに来ているのだが、ドローンを飛ばす人も人が少ない時期を狙って来ているのだろうからバッティングするのかもしれない。

当然、静かなビーチにドローンの音は目立つのでドローンが飛ぶとみんな空を見上げる。

中には、それなりに観光客が多いビーチで多くの人からの視線を一身に集めているにもかかわらず、平然と飛ばし続ける人もいる。

その外観はどこか、ラッシュアワー時の山手線のプラットホームで歩きスマホでゲームをしながらふらふら歩いている人とかぶる。

「この人はひょっとしてサイコパスなのかしら」

そんな疑念が頭をもたげるのだが、恐らくビーチに来ている他の人たちも鬱陶しいと思っていることだろう。僕だけかな?

僕も世界各地を旅しているし、一応こんなブログを書いているのでドローンを使ってみようかなぁと思うこともあった。

例えば、ドローンを使って伊良部大橋を上空から撮影したら綺麗だろうし、ブログやYouTubeにアップしたら見てくれる人も増えるかもしれない。

でも、今回沖縄の離島でドローンが飛ばされているのを見て、そんな気は失せてしまった。

飛行機ならまだしも、静かな離島の海にドローンはあまりにも不釣り合いなのだ。

まぁ、その場所でドローン使用が禁止されていなければ、飛ばそうが飛ばすまいがその人の自由だと思うんだけれど(ドローンは使用したことがないので法規制については詳しくない)。

でも、これからも増えそうだし、一人の離島マニアの意見としては、沖縄のビーチでのドローンは基本的には禁止にして欲しいなぁ。

もちろん撮影で必要な人もいるだろうから、許可制か届出制にして、人の少ない限られた時間帯だけ使用できるようにしてはいかがだろうか。

もっとも、僕の好きな夕方とか早朝のビーチに「ブーン」と飛ばされても困るんだけれど。

夕暮れ時の静かなニシ浜(波照間島)

夕暮れ時の静かなニシ浜(波照間島)