僕が宮古島(宮古島市)で最も好きな場所の1つが宮古島の北東に位置する大神島(おおがみじま)だ。
大神島は1~2時間もあれば十分に見て回れるほどの小さな島で、宮古島からフェリーを利用して15分程度でアクセスできるので、宮古島滞在中の日帰り観光スポットとしてもおすすめだ。
「神の島」として知られ地元の人たちもなかなか近寄らない大神島だが、今回(2018年末)約2年ぶりに日帰りで大神島を訪れてきたので以下にご紹介したい。
なお、島への行き方、島の見どころや宿泊施設などの詳細に関しては以前の記事も参照して欲しい。
大神港でフェリーを降りると、相も変わらず島唯一の犬であるゆりちゃんが桟橋の先で出迎えてくれた。
もう9歳くらいだろうか、随分と足腰が弱ってしまったようだ。
昔はよく遊んでくれたものだが、もはや僕のことは完全に記憶から消えているようだった。
大神島ではいつの間にか入島料の100円が必要になったらしく(ちなみに大神島は私有地のようだ)、港には入島料を支払う箱が置いてあった。
港近くにある島唯一の食堂でランチを取り、海を眺めながらのんびりと過ごしていると、両目の色が違う一匹の猫が近づいてきた。
人よりも猫の方が多い大神島だが、こんなにも接近してくる猫は珍しい。
増加する観光客がエサでも与えているのか、飴の包み紙をカサカサとやっていると凄い勢いで近づいてくる。
人が生み出す音がほとんどない大神島はとにかく静かで、人の気配がしない集落の坂道を上って遠見台に向かっていると、どこか別の世界に迷い込んだような気がしてくる。
遠見台から見る大神島と池間島の間に広がるサンゴ礁の海は宮古島の中でも有数の絶景だ。
この日はあいにくの空模様だったのだが、大神島を訪れるたびに宮古島周辺の海の美しさを再認識し、そして豊かな自然と動物に囲まれてとても癒された気持ちになる。
小さな島内を散策して自然と触れ合うか食堂でのんびりと過ごすかくらいしかやることがない大神島だが、素朴な離島感を味わうことができるおすすめのスポットなので、宮古島に来たら是非訪れて欲しい。
観光情報
アクセス:宮古島島尻港からフェリーで約15分
公式サイト:https://o-gamijima.com/
住所と地図:沖縄県宮古島市平良大神