【ホテルオーシャンズ】波照間島のおすすめホテルでの宿泊!客室や食事などご紹介

「ホテルオーシャンズ」外観

はじめに

波照間島では合計で6泊したのだが、その内の3泊は「ホテルオーシャンズ」に宿泊した。

「ホテルオーシャンズ」の屋上から見る波照間島のサンセット

「ホテルオーシャンズ」の屋上から見る波照間島のサンセット

波照間島には大きなホテルがなく、ホテルと名の付く宿泊施設はどうやらここだけらしい。

僕は部屋で1人静かにPC作業をしたいので、民宿やゲストハウスにはあまり泊まりたいとは思わない。

なので、波照間島での宿泊先は現状「ペンション最南端」か「ホテルオーシャンズ」かの2択となる。

「ペンション最南端」からニシ浜を望む

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オーシャンビューでニシ浜の近くに滞在したいのであれば「ペンション最南端」、飲食店や売店が近くにある便利な集落内に滞在したい方は「ホテルオーシャンズ」を選ぶと良いだろう。

波照間島のマンホールも要チェック

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「ホテルオーシャンズ」の設備は波照間島の宿泊施設でも一番だろうし(民宿やゲストハウスには泊まったことがないので定かではないが)、プライバシーが確保されるホテルタイプの宿に泊まりたい方にはおすすめだ。

宿泊予約は電話で行い、宿泊料金はツインルームの1人利用(朝食付き)で1泊あたり8,000円(税込)だった。

充実した設備とサービス

「ホテルオーシャンズ」は集落の中心部に位置しており、もちろん港からの送迎サービスもある。

「ホテルオーシャンズ」外観

「ホテルオーシャンズ」外観

夜には波照間島星空観測タワーへの送迎サービスもあるので、まだ行ったことがない人は是非利用してみよう。

ホテルにはコインランドリー(洗濯機と乾燥機)、レンタカー・バイク・サイクル(電動自転車もある)のサービスもある。

ホテル宿泊者にはレンタル料金の割引があり、普通の自転車であれば滞在中500円で利用することが可能だ。

ネットの口コミでもあるようにここのスタッフはぶっきらぼうな感じだが、話してみると結構親切だったりする(ツンデレ?)。

基本的に笑顔で挨拶というのはないので、都会のホテルでの接客に慣れている方は少々面食らうかもしれない。

ホテルの前にはテーブルが置いてあり、ここでゆんたく(おしゃべり)を楽しむこともできる。

ホテル前のテーブル。離島気分に浸ることができるお気に入りのスペースだ

ホテル前のテーブル。離島気分に浸ることができるお気に入りのスペースだ

ある日ここでビールを飲みながらボーッとしていると、猫がカラスの襲撃に遭ったようで、「ぷぎゃー」という凄まじい声を上げながら車の下に逃げ込むのが見えた。

波照間島のカラス、相変わらず恐るべしである(僕は昔、カラス繁殖期の波照間島でランニング中に追いかけ回された苦い思い出がある)。

ツインルームの客室

部屋はコンパクトだが手入れが行き届いていて清潔だ。

「ホテルオーシャンズ」の客室(ツインルーム)

「ホテルオーシャンズ」の客室(ツインルーム)

約3年前に波照間島に初めて訪れた際にもこのホテルを利用したのだが、日本最南端の島にもかかわらずWi-Fi(インターネット)のスピードが早くて驚いたのを覚えている。

コンパクトなデスクまわり

コンパクトなデスクまわり

シャワー&トイレルームも清潔で使いやすい。

シャワー&トイレルーム

シャワー&トイレルーム

波照間島ではまだまだウォシュレットが普及していないのか、ウォシュレットが付いていないのは少し不便でもある。

アメニティ類も揃っており、毎日部屋の前に新しい交換用のタオル類を掛けてくれる。

また、食堂の隣にはサービスのドリップコーヒーも置いてあって、部屋でゆっくりといただくことも可能だ。

ぶっきらぼうなスタッフの態度とは裏腹に、設備とサービスは充実しているんだよなぁ。

食事(朝食と夕食)

食事は1階フロント横の食堂でいただく。

宿泊料金には朝食のみ含まれているが、1日1,000円で夕食を追加することも可能だ(以前は夕食はやっていなかったような気がする)。

朝食

朝食はシンプルだが品数は豊富だ。

「ホテルオーシャンズ」の朝食メニュー

「ホテルオーシャンズ」の朝食メニュー

ある日の朝食には蟻が這っていたのが気になったが、波照間島はとにかく虫が多いのでこれは慣れるしかないだろう。

夕食

夕食メニューは刺身、魚や餃子などのメイン料理、惣菜に汁物など。

ある日の夕食メニュー

ある日の夕食メニュー

取り立てて豪勢というわけではないが、味は美味しくて1,000円という料金を考えると十分に満足できる内容だ。

別の日の夕食。特に餃子が絶品だった

別の日の夕食。特に餃子が絶品だった

僕は一人旅だったこともあって3泊の滞在中2回夕食をいただいたのだが、近くには居酒屋も2軒ほどあるので誰かと一緒であれば外で食べるのもおすすめだ。

「あがん」の店内。泡波(波照間島の泡盛)のボトルだらけだ

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集落と海を望む屋上

屋上からは集落内の景色、そして遠くに海を望むことができる。

3階が屋上になっている

3階が屋上になっている

屋上から見る集落の風景

屋上から見る集落の風景

ご丁寧にゴザまで用意されているので、ゴザを敷いてオリオンビールでも飲みながら夕日や星空を眺めるのも良いだろう。

近くの売店で買った唐揚げをつまみにオリオンビールをいただく

近くの売店で買った唐揚げをつまみにオリオンビールをいただく

前回滞在した時には仲良くなった同じホテルの人たちと夜に屋上で酒を酌み交わしたものだが、今回は中国語を話す団体客が泊まっていて他のお客さんと言葉を交わす機会もなく、最終日には1人寂しくオリオンビールを飲みながら海に沈む夕日を眺めていた。

日本最南端の島から眺める夕日は格別だ

日本最南端の島から眺める夕日は格別だ

おわりに

チェックアウト後は港まで送迎してもらって波照間島を後にした。

石垣島からの大型船も就航した今、波照間島には観光客も増えているし、今後は「ホテルオーシャンズ」のようなホテルタイプの宿も増えていくのかもしれない。

「ホテルオーシャンズ」は2度目の滞在になったが、今回も快適に過ごすことができた。

波照間島の集落内で設備が充実している宿、1人で放っておいてくれる宿を探している方にはおすすめのホテルだ。

予約

ホテル情報

公式サイト:https://hotel-oceans.businesscatalyst.com/

アクセス:波照間港から車で数分(送迎あり)

駐車場:あり

住所と地図:沖縄県八重山郡竹富町字波照間78-2