【波照間島の夜ご飯】集落内にあるおすすめの居酒屋「あがん」での食事

「あがん」の店内。泡波(波照間島の泡盛)のボトルだらけだ

波照間島での滞在中、夕食はもっぱらホテルとペンションで済ませたのだが、1日だけ中心部の集落内にある居酒屋「あがん」で食事をした。

居酒屋「あがん」外観

居酒屋「あがん」外観

波照間島には居酒屋が合計で3~4軒ほどあるが、「あがん」はその内の貴重な1軒だ。

波照間島の暗い夜道を歩いて「あがん」に到着

波照間島の暗い夜道を歩いて「あがん」に到着

「あがん」は約3年前に波照間島に滞在していた際にも2度訪れたお店だが、店内は地元の人たちや観光客でいつも賑わっている印象だ。

波照間島の名産と言えば黒糖だが、「あがん」では黒糖を使った黒蜜も製造しており、店内ではお土産に人気の黒蜜やオリジナルTシャツも販売している。

「あがん」の店内。泡波(波照間島の泡盛)のボトルだらけ

「あがん」の店内。泡波(波照間島の泡盛)のボトルだらけ

店内に入ると、運良く一席空いていたカウンターに案内される。

まずはお決まりの生ビールをいただく。お通しのオクラと共に

まずはお決まりの生ビールをいただく。お通しのオクラと共に

カウンターに座っているのは僕と同じく観光客と思われる女性ばかりだ。

店員のお姉さんは3年前と変わらず、1人で忙しそうに次から次へと来店するお客さんをさばいている。

沖縄の居酒屋でよく頼むもずくの天ぷら。塩加減がなかなか難しい

沖縄の居酒屋でよく頼むもずくの天ぷら。塩加減がなかなか難しい

すぐ後ろのテーブル席では、台湾人か中国人かは分からないが中国語を話すおじさんたちのグループが泡波のボトル片手に盛り上がっていた。

この人たちは滞在ホテルも同じだったのだが、どうやら波照間島にも外国人観光客は増える一方のようだ。

「ホテルオーシャンズ」外観

【ホテルオーシャンズ】波照間島のおすすめホテルでの宿泊!客室や食事などご紹介

2018年12月25日

ふとおじさんたちの足元を見ると、僕がホテルの玄関に置きっぱなしにしていてなくなったお気に入りのビーチサンダルを見つけた。勝手に履いていったなコノヤロー。

右のカウンター席から聞こえてくるのは関西弁、後ろのテーブル席からは中国語と、日本最南端と言うより大阪のミナミのようである。

三枚肉のしょうが焼き

三枚肉のしょうが焼き

そんな喧噪をよそに黙々と食事を続け、締めの料理にはアーサとあさりのペペロンチーノをいただいた。

アーサとあさりのペペロンチーノ。和と洋の見事な融合

アーサとあさりのペペロンチーノ。和と洋の見事な融合

旅行に行って現地の料理を食べるたびに好きな食材が増えていくのだが、今回八重山諸島の旅行でハマった食材がこのアーサ(あおさ)である。

アーサ汁やお茶漬けはもちろん、天ぷらにしても美味しいし、麺にも良く合う。

食後にはせっかくなので波照間産の黒蜜がかかったアイスクリームをいただいた。

黒蜜ときなこがかかったアイスクリームは絶品だ

黒蜜ときなこがかかったアイスクリームは絶品だ

波照間島に来たら黒蜜のデザートは外せない一品である。

3年前に「あがん」に訪れたときは同じホテルに泊まっていた人たちと泡波のボトルを空けて飲み交わしたものだが、今回は1人だしビールだけ飲んで食事が済んだらさっさと帰ることにした。

いくら一人旅が好きだとは言っても、やはり居酒屋では誰かと一緒に飲みたいものである。

それはともかく、「あがん」で食べる料理はどれも美味しかったし、同じような観光客が多くて1人でも入りやすい(と言うか、波照間島では他に選択肢が少ない)のでおすすめだ。

波照間島に来たら是非「あがん」に訪れ、美味しい料理や泡波を思う存分味わって欲しい。

店舗情報

営業時間:18:00~23:00

定休日:月曜日

住所と地図:沖縄県八重山郡竹富町波照間148

※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。