【ペンション最南端】波照間島の宿泊はココで決まり!ニシ浜を望む絶景ホテル

「ペンション最南端」からニシ浜を望む

はじめに

八重山諸島の全ての有人離島を巡る旅の10島目・波照間島(はてるまじま)にやって来た。

波照間島には合計で6泊したのだが、最初の3泊は「ペンション最南端」、残りの3泊は「ホテルオーシャンズ」を利用した。

「ホテルオーシャンズ」外観

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人口500人程度の小さな波照間島だが宿泊施設は案外多く、ゆんたく(おしゃべり)や出会いを楽しみたいという方は民宿やゲストハウス、集落内にあるホテルで夜は居酒屋にも行きたいという方は「ホテルオーシャンズ」に泊まれば良いと思うが、それ以外の方は「ペンション最南端」を選んでおけば間違いないだろう。

僕も今回「ペンション最南端」には初めて泊まったのだが、結果としてとても満足の行く滞在だった。以下にご紹介して行きたい。

波照間港から送迎車でチェックイン

「ペンション最南端」は日本のベストビーチの1つであるニシ浜の目の前にある。

新しくなったニシ浜へと続く坂道

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石垣島から乗ったフェリーを波照間港で降り、迎えに来てもらった送迎車に乗って「ペンション最南端」に到着。

「ペンション最南端」外観

「ペンション最南端」外観

ペンションの敷地の入り口にはアイドルヤギのココちゃんがいる。まさか食用ではあるまいな。

はー今日も暑いわね

はー今日も暑いわね

「ペンション最南端」の客室は全室がオーシャンビューで1階が和室、2階が洋室になっている。

今回は2階の洋室に泊まったのだが、予約は電話で行い、宿泊料金は1泊2食付きで9,800円(税込)だった。ちなみに3泊目からは10%割引になる。

滞在中は自転車(レンタサイクル)を500円で利用することもできるので島巡りに活用すると良いだろう。

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ちなみに、波照間島ではネット予約ができる宿泊施設はほとんどない(できるところがあるのかは知らない)。

観光客にも人気の島ですぐに部屋が埋まってしまうので、できるだけ早く予約することをおすすめする(1ヶ月前の予約でも結構埋まっていた)。

ペンションの前でゴロゴロする猫

ペンションの前でゴロゴロする猫

「ペンション最南端」のスタッフは30代前後と思われる内地出身のスタッフが多く、女性スタッフはみんな愛想が良く親切だった。

オーシャンビューの客室

今回滞在した2階の洋室は海辺のペンションらしい開放的な雰囲気。

「ペンション最南端」の2階洋室

「ペンション最南端」の2階洋室

「果てのうるま(サンゴ礁の意)」が名前の由来らしい日本最南端の波照間島まで来るとさすがにインターネット環境も心配になってくるが、Wi-Fiも問題なく使うことができた。

広々としたデスクは使いやすい

広々としたデスクは使いやすい

シャワー&トイレルームも清潔だが、ウォシュレットがないのは少々不便に感じる。しかし波照間島にも観光客が増えているし、ウォシュレット付きのトイレは今後増えていくのではないだろうか。

シャワー&トイレルーム

シャワー&トイレルーム

部屋のバルコニーからはニシ浜の絶景を望むことができる。

2階洋室のバルコニーからニシ浜を望む

2階洋室のバルコニーからニシ浜を望む

ニシ浜はビーチから見るよりも上から見た方がサンゴ礁、そして青のグラデーションがはっきりと見えて美しい。

この景色を見ることができるだけでも「ペンション最南端」に泊まる価値があると言えるだろう。

「波照間ブルー」と呼ばれる美しい海を眺めながらPC作業をして、夕暮れ時には海に沈む夕日を眺めながらオリオンビールを飲む・・・これだけで僕は生きていることを実感できるのだ。

バルコニーから望むニシ浜に沈む夕日

バルコニーから望むニシ浜に沈む夕日

ちなみに波照間島には虫が多く、夜にカーテンを開けていると虫が次々と光に集まってくる。部屋の中には虫はいなかったが、敷地内ではヤモリもよく目にした。

小さな離島には虫が付きものだが、苦手な方にはちょっと大変かもしれない。

島料理が美味しい食事

「ペンション最南端」は食事も美味しいと評判だ。

ペンションの周辺には夜に食事をするところもない(特に冬季)ので、夕食付きなのもありがたい。

朝食

朝食はご飯に味噌汁、ポーク玉子にサラダなど日本人に生まれてきて良かったと思える内容だ。

「ペンション最南端」の朝食。ご飯と味噌汁はお代わりできる

「ペンション最南端」の朝食。ご飯と味噌汁はお代わりできる

夕食

夕食には沖縄らしい料理も並び、ボリュームも多くて豪勢だ。

ある日の夕食メニュー。特に3種類ある刺身が絶品だった

ある日の夕食メニュー。特に3種類ある刺身が絶品だった

アルコール類などドリンクも注文可能で、生産量が少ないことで幻の泡盛として知られる波照間島の泡盛「泡波」もある。

生ビールを飲んだ後せっかくなので泡波のロックをいただいたが、正直のところ味はそれほど美味しいとも思わないので一杯飲んだだけで十分だった。

品数も豊富でボリューム満点の夕食

品数も豊富でボリューム満点の夕食

ニシ浜を一望できる屋上

2階洋室のバルコニーからの景色でも十分満足できるのだが、屋上に行くとさらに高い位置からニシ浜を望むことができる。

屋上からのニシ浜の眺め

屋上からのニシ浜の眺め

屋上には椅子も置いてあり、ビールを飲みながらニシ浜を眺めているとセレブ気分を味わえること間違いなしである。

特等席でニシ浜の絶景を独り占め

特等席でニシ浜の絶景を独り占め

屋上から夕日や星空を眺めるのも良いだろう。

残念ながらこの時期(11月)は太陽が沈む地点はニシ浜からだと隠れてしまうようだが、屋上からニシ浜の向こうに沈む綺麗な夕日を望むことができた。

屋上から望む波照間島のサンセット

屋上から望む波照間島のサンセット

星空観測タワーのツアー

波照間島は星空が綺麗なことでも有名だ。

島の南には波照間島星空観測タワーがあるのだが、「ペンション最南端」では夕食後にタワーへの送迎サービスも行っている。

波照間島星空観測タワーの入館料は400円(現在は夜間は500円らしい)で、ガイドさんが屋上で星空を見ながら解説をしてくれる。

僕は星空を見て「綺麗だなー」と思うことはあっても、カシオペヤ座?とか星座の説明にはあまり興味がなかったりする。

最初は新鮮で楽しかったのだが、ガイドは1時間くらい続いたので、風は強くて寒いわ首は痛いわで途中から苦痛になってしまった。とことんツアーには向いていない男である。

でも星空は綺麗なので、波照間島に来たら1回は参加したいところだ。

チェックアウト

「ペンション最南端」での滞在は食事も美味しくて快適だったのだが、何よりもペンションから見るニシ浜の絶景はそれだけで他の宿泊施設を吹き飛ばしてしまうほどの魅力がある。

綺麗な海が好きな方(嫌いな人は波照間島に来ないと思うが)は、「ペンション最南端」に宿泊して終日ニシ浜と戯れると良いだろう。

日中は観光客も増える一方のようだし、僕もまた波照間島を訪れる際はここに宿泊して夕暮れ時や早朝の静かなニシ浜を堪能したいと思う。

波照間島でイチオシの宿です!

予約

ホテル情報

公式サイト:https://pensionsainantan.wixsite.com/hateruma

アクセス:波照間港から車で数分(送迎あり)

駐車場:あり

住所と地図:沖縄県八重山郡竹富町字波照間886-1