【竹富島観光】レンタサイクルよりも徒歩がおすすめ!水牛車が行き交う集落を巡る

モー大変

人口約350人、周囲約9.2kmと小さな竹富島だが、石垣島から船で10~15分程度とアクセス便利なこともあって、日中は日帰りを含めた観光客で賑わっている。

竹富島の集落には、赤瓦屋根の家屋と白砂の道が織りなす昔ながらの沖縄らしい風景が残っており、その町並みは1987年に重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている。

竹富島の集落

竹富島の集落

島内にはレンタサイクル屋が多く、自転車を借りて集落内を巡っている観光客をよく目にする。

竹富郵便局。屋根の上のシーサーも要チェック

竹富郵便局。屋根の上のシーサーも要チェック

しかし、白砂の道は走りにくいし、小さな集落なので個人的には風景を楽しみながら徒歩でのんびりと散策するのがおすすめだ。

竹富小中学校。小さな離島で一番立派な建物と言えば学校である

竹富小中学校。小さな離島で一番立派な建物と言えば学校である

集落の中心部には登録有形文化財にも登録されている高さ4.5mのなごみの塔がある。

赤山公園内にあるなごみの塔

赤山公園内にあるなごみの塔

ここは赤瓦屋根の集落を一望できる観光名所として人気があったのだが、現在は老朽化のため登ることができない。

集落を一望したい方は、その近くにあるあかやま展望台(料金100円)を利用しよう。

あかやま展望台の入り口

あかやま展望台の入り口

隆起サンゴ礁でできた平坦な島である竹富島において、ここが一番高い場所のようである。

あかやま展望台からはなごみの塔と竹富島の集落が見渡せる

あかやま展望台からはなごみの塔と竹富島の集落が見渡せる

集落内では水牛車が頻繁に通り過ぎる。

モー大変

モー大変

ガイド付きで三線を聞きながら白砂の道を行き交う水牛車は観光客にも人気が高く、まだ水牛車に乗ったことがない方は利用してみるのも良いだろう(僕は由布島で水牛車に乗ったし、基本的にツアー嫌いなので利用しなかった)。

それにしても、由布島の水牛は水に浸かっていて涼しそうだったが、竹富島の水牛は暑そうだ。観光客も増える一方だし、文字通り社畜になっていないか心配である。

琉球石灰岩の石垣と白砂の道が印象的

琉球石灰岩の石垣と白砂の道が印象的

竹富島の集落を散策していると御嶽(うたき)をよく目にする。神聖な場所なので中に入ることはできない。

清明御嶽(しんみうたき)

清明御嶽(しんみうたき)

集落内には安里屋クヤマ生誕の地もある。安里屋クヤマとは沖縄を代表する民謡「安里屋ユンタ」にも唄われている絶世の美女のことである。

安里屋クヤマ生誕の地

安里屋クヤマ生誕の地

小さな集落だが、意外にもレストラン(食堂)やカフェが多いので、集落内を散策してお腹が空いたらランチにすると良いだろう。

三枚肉そばとマンゴージュース

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2018年12月16日

古き良き沖縄の風景が広がる集落を散策した後は、島の西にある西桟橋とコンドイビーチ、カイジ浜を訪れるのが竹富島初心者向けの定番とも言えるおすすめの観光ルートだ。

ひょっとして宮古島まもる君?

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西桟橋

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日帰りで十分に見て回ることができる竹富島だが、できれば島に宿泊して満天の星空が広がる夜の静かな集落も味わって欲しい。