目次
はじめに
竹富島(たけとみじま)滞在初日。
周囲約9.2kmと小さな竹富島ではレンタサイクルで島巡りをする人が多いが、竹富島には2泊する予定でたっぷりと時間があったので写真を撮りながら徒歩で巡ることにした。
滞在している中心部の集落から西桟橋(にしさんばし)、コンドイビーチとカイジ浜(星砂浜)まで歩いてきたので以下にご紹介したい。
夕日スポットとして人気の西桟橋
国の登録有形文化財に登録されている西桟橋だが、現在は桟橋としては利用されておらず、観光名所になっていて夕日スポットとしても人気が高い。
竹富島には農耕地が少なかったため、西表島まで稲作に出向く船着場として、1938年(昭和13年)に建設された桟橋だ。
竹富島の集落中心部から西桟橋へは徒歩でおよそ10分。
西桟橋の全長は約105mで、桟橋の周囲には竹富島の青いグラデーションの海が広がる。
石垣島からアクセス便利なこともあってか日中は観光客の多い竹富島だが、西桟橋もいつも観光客で賑わっており、まるで山手線のプラットホームのようだ(大げさ)。
コンドイビーチと同様、西桟橋の風景は潮の満ち引きによって大きく変化し、干潮時には桟橋の周囲の海はすっかりと干上がってしまう。
西桟橋の先端部分は傾斜しており、干潮時にはそこからサンゴ礁の上を歩くことも可能だ。
西桟橋の地図
西桟橋から海沿いを歩いてコンドイビーチへ
西桟橋からその南にあるコンドイビーチ(コンドイ浜)までは岩場と砂浜で繋がっており歩いて行くことができる。
時期や時間帯によっては潮が満ちて道がなくなることもあるかもしれないが、滞在中(11月)は何度か通ったが問題なく歩くことができた。
人の姿がほとんどなく、西桟橋からコンドイビーチまで海を眼前に眺めながら歩くことができるこの自然の道は、僕が竹富島で最も気に入っている場所の一つである。
なお、コンドイビーチの詳細に関しては以前の記事を参照して欲しい。
コンドイビーチの地図
星砂が見つかるカイジ浜
コンドイビーチのさらに南には星砂浜としても知られるカイジ浜(皆治浜)がある。
カイジ浜はコンドイビーチと共に竹富島を代表するビーチだが、コンドイビーチからカイジ浜までは砂浜で繋がっており、こちらも歩いて行くことができた。
カイジ浜は潮の流れが速く遊泳禁止になっているが、星の形をした星砂(有孔虫という生物の殻)が見つかることで人気のビーチだ。
カイジ浜の砂浜では、しゃがみ込んで手のひらを砂に押しつけて星砂を探している人の姿をよく見かける。
残念ながら星砂の持ち帰りは禁止らしいが、ビーチにある売店で星砂のお土産を購入することが可能だ。
遊泳禁止ということもあってかコンドイビーチに比べると人は少なく、砂浜でのんびりと過ごすには最適のビーチである。
カイジ浜の地図
おわりに
以上、西桟橋からコンドイビーチ、カイジ浜まで歩いてみた。
竹富島の主な観光スポットと言えば、赤瓦屋根の家屋と白砂の道が広がる集落を除いてはこれくらいで、見て回るだけであれば半日もあれば十分なので、竹富島に初めて訪れる方はまずはこれらの観光スポットを巡ってみて欲しい。
島を取り囲む砂浜や岩場の上を歩いて行けるのも竹富島の魅力の一つなので、特に時間がある方は自転車よりも徒歩で巡ることをおすすめする。
なお、竹富島のその他のビーチに関しては以下の記事も参照して欲しい。