【ホテル入船】格安料金が魅力の与那国島祖納集落にある老舗宿。客室や食事などご紹介

「ホテル入船」外観

はじめに

八重山諸島の全ての有人離島を巡る旅の8島目である与那国島にやって来た。

RAC(琉球エアーコミューター)の機内から見る与那国島

RAC(琉球エアーコミューター)の機内から見る与那国島

与那国島では合計で5泊したのだが、その内の2泊を祖納(そない)集落にある「ホテル入船(いりふね)」に宿泊した。

「ホテル入船」外観

「ホテル入船」外観

人口1,700人程度の与那国島には3つの集落があり、その中で最大の集落が空港から最も近い祖納集落だ。

ナンタ浜(波多浜)

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2018年12月4日

「ホテル入船」の宿泊予約は公式サイトのメールフォームから行ったところ、数日後に返信をくれた。

余談であるが、与那国島のホテルや民宿は電話やメールをしてもなかなか反応がないことも多くて面倒くさい。

さすがに日本の最西端だけあって、離島の中の離島と言った感じである。

空港送迎を利用してチェックイン

「ホテル入船」は祖納集落の中心部にあり、近くには商店も2軒あって便利な立地だ。

「ホテル入船」の入り口

「ホテル入船」の入り口

与那国空港から送迎サービスを利用してチェックイン。

現在は夕食の提供は行っていないらしく、1泊朝食付きで宿泊料金は確か6,000円だったと思う(現金で支払ったので正確には覚えていない)。

対応してくれたホテルのフロントスタッフはネパール人みたいな顔立ちで、なんだか日本語も少し拙い感じがした。

「無理して標準語を話そうとしてくれているのかな。顔立ちといい、さすが与那国まで来るとレベルが違うなー」

などと感心していたのだが、後から本当にネパール人だったことが分かって衝撃を受けた。

「ホテル入船」は海底遺跡観光船ツアーをやっていて、ホテル宿泊者であれば4,000円で利用できるので、ダイビングやシュノーケリングをしない方は是非利用したいところだ。

洋室の客室

「ホテル入船」は与那国島でも老舗のホテルで、その雰囲気は「漁港にある古い宿」と言った表現がしっくり来る(実際その通りなのだが)。

「ホテル入船」の客室(洋室)

「ホテル入船」の客室(洋室)

今回泊まった洋室の客室は古くてコンパクトだが、必要最低限の設備は整っている。

エアコンやテレビもある

エアコンやテレビもある

Wi-Fi(インターネット)も問題なく使えるのが嬉しい。

沖縄の小さな離島の宿でもインターネットが普通に使えるというのは一昔前までは考えられなかったのだが、僕のようなノマドワーカーにとってはネットが繋がらないのは仕事がなくなるのを意味しているのでありがたいことである。

部屋から祖納集落を望む

部屋から祖納集落を望む

シャワールームはお湯が出る時間帯が決まっており、また蛇口をひねってからお湯が出てくるまではしばらく待たなければならなかった。

シャワー&トイレルーム

シャワー&トイレルーム

食事(朝食)

朝食は1階の食堂でいただく。

「ホテル入船」の朝食

「ホテル入船」の朝食

朝食は可もなく不可もなくと言った感じだが、沖縄の離島らしく、僕の嫌いなビュッフェ(バイキング)形式の朝食ではなく手作り感のある朝食が出てくるのが嬉しい。

「ホテル入船」の朝食(2日目)

「ホテル入船」の朝食(2日目)

同じホテルに泊まっていた日本語を少し話せるスペイン人の女性、白いご飯に醤油をベトベトにかけて残していた。

スペインと言えばパエリアが有名だけど、白いご飯は食べられないのかしら。

チェックアウト

「ホテル入船」は古いホテルだが、料金は安いし立地も便利なので、祖納集落に滞在したい方には良いだろう。

海底遺跡観光船に乗りたい方には特におすすめだ。

日本最果ての島にある老舗ホテルにネパール人スタッフ、なんだか色々と味があるホテルだった。

今回、残念ながら台風のせいで海底遺跡観光船には乗れなかったので、また祖納集落に滞在するときには利用したいと思う。

ナマステ。

予約

ホテル情報

公式サイト:http://www.yonaguni.jp/

住所と地図:沖縄県八重山郡与那国町字与那国59-6