【鳩間島一周 Vol.1】距離約4kmの島を徒歩で2~3時間!おすすめビーチなどご紹介

遠くには西表島が見える

はじめに

西表島(いりおもてじま)に滞在した後、西表島の北に位置する鳩間島(はとまじま)を訪れた。

鳩間島は人口50人程度、周囲3.9kmの小さな島で、ドラマ「瑠璃の島」の舞台になったことで知られている。

沖縄の離島と言えばアダンの木

沖縄の離島と言えばアダンの木

石垣島だけでなく西表島の上原港からも鳩間島行きのフェリーに乗ることができるので、距離が近い西表島からアクセスするのもおすすめだ。

ただ、北風の影響で西表島上原航路や鳩間島航路はフェリーの欠航が結構多い(シャレを言っている場合ではない)ので、事前に天候をチェックしておくことをおすすめする。

僕は鳩間島で一泊して石垣島に戻る予定だったのだが、台風が近づいていたので不安になって船員に尋ねたところ、翌日は時化(しけ)でフェリーが欠航になる可能性が高いとのことだった。

石垣島に戻った後は与那国島に向かう予定だったので、鳩間島に閉じ込められるわけにはいかない。

そんなわけで、泣く泣く鳩間島での宿泊を諦め、日帰りで観光することにした(結局、翌日からフェリーの欠航が続いた)。

約3年前に鳩間島に訪れた際にも音楽祭で民宿が空いておらず泊まれなかったのだが、どうも鳩間島とは相性が悪いようである。

鳩間島の一周道路を歩く

鳩間島の周囲は3.9kmで、島の周囲に沿って伸びる一周道路は1時間もあれば回ることができる。

ビーチなどで休憩しながらのんびり歩いても、2~3時間もあれば十分に見て回れる小さな島だ。

日帰り観光も十分に可能どころか、帰りのフェリーの出発時刻まで時間を持て余すくらいである。

鳩間港

鳩間港

集落以外の道路は舗装されていないので、徒歩で回ると良いだろう。

隆起サンゴ礁でできた鳩間島周辺の海は美しく、港に到着した瞬間、その透明度の高さには驚かされる。

港から見る鳩間島の海

港から見る鳩間島の海

鳩間港に到着後、とりあえず港から左回りで島を巡ってみることにした。

集落を抜け、沖縄の離島感が満載の舗装されていない素朴な田舎道を進む。

自然豊かな鳩間島の道

自然豊かな鳩間島の道

しばらく歩くと、左手に鳩間島で一番有名なビーチである屋良浜(やらはま)がある。

屋良浜

屋良浜

サラサラの真っ白な砂浜に透明度の高いエメラルドグリーンの海が美しい。鳩間島の海はどこか宮古島の海を連想させる。

遠くには西表島が見える

遠くには西表島が見える

BEGINの「恋の島鳩間島」にも登場するこの屋良浜、鳩間島に来たら必ず訪れて欲しいおすすめのスポットだ。

ビーチの北側にはゴツゴツした岩場が広がる

ビーチの北側にはゴツゴツした岩場が広がる

屋良浜から再び一周道路に戻り、島の北側に向かって歩を進める。

似たような景色が続く一周道路

似たような景色が続く一周道路

同じように島を徒歩で巡っている観光客と時折すれ違うのを除いては、人と出会うことはほとんどない。

夫婦岩

夫婦岩

もう11月になろうというのに気温は高くて日差しも強く、日陰が少ない道を歩いていると瞬く間に汗が噴き出してくる。

沖縄の小さな離島を歩いて回るのは好きなのだが、まるでマラソンのようなものなのか、歩き始めるたびにその過酷さに後悔の念が押し寄せる。

島の北側にある立原浜(たちばるはま)

島の北側にある立原浜(たちばるはま)

武士家(ぶしぬやー)跡。かつては見張り台だったらしい

武士家(ぶしぬやー)跡。かつては見張り台だったらしい

鳩間島北側の真ん中あたりに位置する島仲浜(しまなかはま)を通り過ぎてしばらく歩いたところで、お腹が空いたし喉も渇いてきたのでいったん集落に戻ることにした。

小さな岩場に囲まれた島仲浜

小さな岩場に囲まれた島仲浜

前の浜

【鳩間島一周 Vol.2】集落内の食堂でランチ。島の東側にあるビーチや灯台を観光

2018年11月19日