はじめに
2018年の10月から11月にかけて、八重山(やえやま)諸島の離島を約1ヶ月かけて巡った。
その拠点となる石垣島ではそのほとんどを「先島ビジネスホテル」に宿泊した。
「先島ビジネスホテル」を選んだ理由は、離島ターミナルから近くて、ホテル予約サイトで調べたところそれなりのホテル(民宿やゲストハウスを除く)の中で一番安かったからなのだが、結果として十分に満足の行く滞在だった。
宿泊予約は「アゴダ(agoda)」で行い、宿泊料金はシングルルーム(朝食付き)で1泊あたり約4,600円だった。
じゃらんや公式サイトからでも予約可能で、一度だけ直接電話で予約したところ料金は4,500円(税込)だった(現在は5,000円らしい)。予約の際には色々と比較してみて欲しい。
「先島ビジネスホテル」の立地とアクセス
「先島ビジネスホテル」は石垣港離島ターミナルから徒歩約10分、サザンゲートブリッジと呼ばれる橋の手前にある。
石垣空港からバスでアクセスする場合は、「裁判所前」のバス停が一番近い。バスを降りたら、海と橋に向かって歩いて行けばたどり着く。
ちなみにサザンゲートブリッジを渡ると猫が多く生息する人工島があるので、夕暮れ時にランニングでもして猫と戯れるのもおすすめだ。
オーシャンビューもある客室
今回滞在したシングルルームの客室はコンパクトながらも機能的で、ホテルの名前の通り普通のビジネスホテルといった感じである。
都会のビジネスホテルとは一味違い、部屋からの眺めは驚きのオーシャンビューだ。
ただ、通路を挟んだ反対側にも部屋はあり、全室がオーシャンビューというわけではないのでこればかりは運次第である。
Wi-Fi(インターネット)も快適に使えるし、デスクの椅子が少し高い(腰痛持ちには困る)のを除いては、滞在中に特に不便を感じることはなかった。
レンタサイクル(自転車)のサービスもあるし、4階にはコインランドリーもある。格安の宿泊料金にもかかわらず、思ったよりも痒い所に手が届くホテルだ。
また、ホテルから歩いてすぐのところにはファミリーマートがある。
コンビニで温めてもらったアチコーコー(アツアツ)のポーク玉子おにぎりとオリオンビールで、海に沈む夕日を眺めながら一人晩酌するのもオツなものである。
あるいは、美崎町で飲んだ帰り、ベッドで眠りにつく前にカップ麺の沖縄そばで締めるのも最高だ。
シンプルながらも美味しい朝食
朝食はセルフサービスで1階のフロント前の食堂でいただく。
朝食メニューは食パンにゆで卵、コーヒーに牛乳とシンプルな内容だが、それなりに美味しくて滞在中(結局、合計で9泊した)は毎日いただいてしまった。
他の宿泊客は観光客というよりも、出張で来ていると思われる沖縄らしき外見の人が多かった。ビジネスマンのリピーターが多いホテルなのかもしれない。
チェックアウト
石垣島に誰かと一緒に短期旅行で訪れているような方はリゾートホテルにでも泊まれば良いと思うが、一人旅で宿泊料金を抑えたい方には「先島ビジネスホテル」はおすすめだ。
僕は約3年前に石垣島に3週間ほど滞在したときには市街地から少し離れたウィークリーマンションに滞在したのだが、ウイークリーマンションの宿泊費が1泊あたり4,000円弱だったことを考えると、市街地で朝食付き、サービスも充実しているこのホテルに泊まった方がお得だと感じる。
また石垣島を訪れ離島巡りをする際には「先島ビジネスホテル」を活用したいと思う。
予約
ホテル情報
公式サイト:https://www.sakishima.jp/
アクセス:バス停「裁判所前」徒歩数分、石垣港離島ターミナルから徒歩約10分
駐車場:あり
住所と地図:石垣市八島町1-6-5