【由布島】水牛の島を個人観光!ビーチやカフェなどおすすめスポットをご紹介

水牛の池

由布島(ゆぶじま)は西表島(いりおもてじま)に隣接する周囲2.15km、人口十数人の小さな島で、島全体が亜熱帯植物園になっている。

由布島の観光所要時間は2~3時間もあれば十分だが、個人で路線バスと水牛車を利用して由布島を訪れた僕は、1日に4本しかない路線バスの時間の関係で由布島での滞在時間が5時間ほどあった。

そんなわけで、時間をかけて由布島をのんびりと散策してきたので以下にご紹介したい。

なお、西表島から由布島へのアクセス方法に関しては以下の記事を参照して欲しい。

由布島へと渡る水牛車

西表島から由布島への路線バスと水牛車を使った行き方【アクセス】

2018年11月9日

由布島で水牛車を降りた後、少し歩くと水牛の池があった。

水牛の池。水牛たちの休憩所だ

水牛の池。水牛たちの休憩所だ

水牛の池からハイビスカスなどの亜熱帯植物が生い茂る由布島の道を歩いて蝶々園に入る。

日本最大級の蝶「オオゴマダラ」を見ることができる蝶々園

日本最大級の蝶「オオゴマダラ」を見ることができる蝶々園

蝶々園から由布島の東に位置するマンタの浜に向かって歩いて行くと、道中に由布島小中学校の跡地を見つけた。

由布島小中学校の跡地

由布島小中学校の跡地

由布島はかつて竹富島や黒島から移り住んだ人たちで栄えていたが、昭和44年のエルシー台風で島は大きな被害を受け、住民のほとんどは西表島へ移っていったらしい。

旧井戸跡

旧井戸跡

由布島小中学校の跡地から少し歩くとマンタの浜にたどり着いた。

引き潮時のマンタの浜。正面には小浜島が見える

引き潮時のマンタの浜。正面には小浜島が見える

マンタの浜は人の少ない静かなビーチで、僕が由布島で一番気に入っている場所だ。

かなり遠浅のビーチで干潮時には干上がってしまうが、干潮時だからか砂浜はどこまでも続いていて、由布島を歩いてぐるりと一周できるのではないかと思うほどだ。

ひたすら砂浜を歩いて海外ドラマの「ロスト」気分を味わうのも良いだろう(遭難注意)。

島を取り囲むように砂浜が続く

島を取り囲むように砂浜が続く

マンタのオブジェがあるマンタの浜の入り口近くには「由布島茶屋」というおしゃれなカフェがある。

「由布島茶屋」外観

「由布島茶屋」外観

海を眺めながらこのカフェでのんびりと過ごすだけでも由布島に来る価値は十分にあるかもしれない。

カフェラテは濃厚で美味しい

カフェラテは濃厚で美味しい

マンタの浜からさらに島の奥へと歩いて行くと、色とりどりの花が咲き乱れるブーゲンビレアガーデンがある。

ガジュマルの木

ガジュマルの木

ブーゲンビレアガーデン

ブーゲンビレアガーデン

ブーゲンビレアガーデンから水牛車乗り場に向かって島の西側(西表島側)の道を歩いて行くと、マングローブ遊歩道の入り口にたどり着いた。

マンタの浜に加えて、マングローブ遊歩道は僕の由布島でのもう1つのお気に入りスポットだ。

マングローブ遊歩道。西表島のようなマングローブ林が広がる

マングローブ遊歩道。西表島のようなマングローブ林が広がる

マングローブ林の中に伸びる遊歩道を歩いて行くと、マングローブと海の向こうに西表島の大きな島影が見える場所に出た。

マングローブ林から西表島を望む

マングローブ林から西表島を望む

午前中の早い時間帯は人が少なく静かだった由布島だが、お昼時が近づくにつれて団体ツアー客の姿が目立つようになってきた。

由布島の中心部にはレストランや売店が入った建物があり、ここで休憩がてらランチを取ったり水牛グッズなど由布島のお土産を購入したりすることができる。

由布島のレストラン(売店)

由布島のレストラン(売店)

ランチに八重山そばをいただいた

ランチに八重山そばをいただいた

由布島には以前に一度訪れたこともあってか、2~3時間もするとやることがなくなってしまった。

僕が植物園に興味がないせいもあるのだが、正直、由布島ではマンタの浜まで歩いてカフェでのんびりと過ごし、後はマングローブ遊歩道を見ておけば十分な気がする。

亜熱帯植物が生い茂る由布島の道

亜熱帯植物が生い茂る由布島の道

しかし、水牛車に乗って海を渡るのは他ではなかなかできない体験だろうし、西表島に来た際には是非一度は由布島を訪れてみて欲しい。

再び水牛車に乗って西表島に戻る

再び水牛車に乗って西表島に戻る