はじめに
今回小浜島(こはまじま)では2泊したのだが、その際に宿泊したのが島の北側中央部に位置する「カナンリゾート(注:現在の名称は「CANAAN Coffee & Hotel」となっている)」だ。
「カナンリゾート」は元々あった建物を利用して2017年に新しくオープンしたホテルらしい。

「カナンリゾート」外観
小浜島は「はいむるぶし」などの豪華リゾートホテルがあることで有名だが、僕の場合、長期間に渡る一人旅だと他に選択肢がない場合を除いて豪華なホテルに泊まることはない。
小浜島には民宿もいくつかあるようだが、「カナンリゾート」の宿泊料金は1泊あたり10,500円と小浜島のリゾートホテルにしては安かったので泊まってみることにした。
今回の予約にはBooking.comを利用した。
アゴダ(agoda)や
じゃらんなどでも予約可能だ。
チェックイン
小浜港に到着後、無料送迎サービスを利用してホテルにチェックイン。

「カナンリゾート」のフロント
ホテルのサイズの割にはスタッフの数が少ないように思うが、主に対応してくれたおじさんのスタッフはとても親切で、「そんなに気を遣わなくても良いのに」というくらいに動き回ってくれる。
ちなみに、自転車やバイクなどは港近くのレンタカー屋さんでレンタルすることができ、送迎もしてくれるので安心だ(小浜島を一周するためにレンタルバイクを借りたが、割引もあった)。
オーシャンビューの客室
ゆったりとしたオーシャンビューの部屋からは小浜島の北側の海を望むことができる。

「カナンリゾート」の客室

小浜島の綺麗な海を望む
特に民宿に泊まった後だからか、やはり設備が整ったリゾートホテルは快適に感じる。

デスク。Wi-Fi(インターネット)利用も快適だ
部屋のバルコニーからは小浜島の北東に位置する無人島の嘉弥真島(かやまじま)を見ることができた。

バルコニーからの景色
リゾートホテルらしくアメニティ類は一通り揃っている。
ホテルの近くに売店がないのは不便に感じるが、ビールなどのドリンク類やカップラーメンなどはフロントでも購入可能だ。
トイレとシャワールームは別々で、新しいホテルということもあってかとても清潔である。

独立したトイレルーム

清潔感溢れる洗面所
シャワールームにはバスタブも付いていて、セレブ気分で海を眺めながら入浴することが可能だ。

オーシャンビューのシャワールーム
リーズナブルな宿泊料金にもかかわらず、何というか思ったよりもリゾート気分を満喫できるホテルである。

夕暮れ時のバルコニーからの風景
カフェでいただくおしゃれな朝食
朝食は1階にあるカフェでいただく。

「カナンリゾート」内のカフェ
朝食は4種類のメニューから選ぶことができ、前日にメニューと時間を指定するシステムだった。

朝食メニュー
初日は「カナンプレート」、2日目は「ラフテーとラタトゥイユのホットサンド」をいただいたが、どちらも美味しかった。

「カナンプレート」。やっぱり朝はベーコンエッグ

「ラフテーとラタトゥイユのホットサンド」。ラフテーが絶品だった

南国と言えばマンゴージュース。もちろんホットコーヒーなどもある
やはり海を眺めながらいただく作り立ての料理は最高である。

カフェからの景色
ちなみに夕食は付いていないが、チェックイン時に島にある居酒屋を紹介してくれるので安心だ。
ホテルの目の前には「Sanufa(サヌファ)」という人気の居酒屋があるのでこちらを利用するのも良いだろう。
プライベート感溢れるホテル近くのビーチ
ホテルから少し歩いたところには結構大きなビーチがある。

小浜島の北側にあるビーチ
ビーチには人が少なくさながらプライベートビーチのようで、朝にのんびりと散歩がてら訪れるのもおすすめだ。

八重山らしい遠浅の海だ
チェックアウト
チェックアウト後は港まで送迎してもらった。
オーシャンビューの広い客室、美味しい朝食、そして親切なスタッフと、「カナンリゾート」での滞在はとても満足できるものだった。
やっぱり海が見えるホテルは良い。まるで往年の文豪にでもなった気分で、しばらく滞在して文章でも書きながらのんびりと過ごしたくなる。
高級リゾートホテルには手が届かない、だけど民宿に泊まるのはちょっと・・・という方には「カナンリゾート」はとてもおすすめだ。
予約
住所と地図
沖縄県八重山郡竹富町小浜756