はじめに
黒島では2泊滞在したのだが、その際に宿泊したのが「民宿あ~ちゃん」だ。
民宿の予約はじゃらんで行い、宿泊料金は1泊2食付きで6,000円(税込)だった。
沖縄の小さな離島だとネットで宿泊予約できないところも多いので、僕のような電話嫌いにとってネット予約ができるのは有り難い(それがこの民宿を選んだ一番の理由でもある)。
「民宿あ~ちゃん」では港への無料送迎サービスがあり、また無料レンタサイクルも利用できるので黒島を自転車で巡りたい方にもおすすめだ。
島の食材を使った料理も美味しく、結論としてここに宿泊して良かったと思う。以下にご紹介していきたい。
民宿らしい和室の部屋
今回滞在した部屋は、沖縄の離島の民宿ではよく見るごく普通の和室である。
腰痛持ちのアラフォーのおっさんとしては床に座るタイプのテーブルや布団はやや辛いのだが、民宿なのでこれはしょうがない。
有料のクーラーも設置してあるが、10月の黒島はそれほど暑くはなかったので扇風機で十分だった(夜は寒いほどだった)。
Wi-Fiも利用可能(パスワードは隣接している食堂にある)で、結構快適に使える。当初、iPhoneのテザリングを利用してインターネットに接続していたのだが、こちらは結構スピードが遅かった。
バス・トイレ付きの部屋もあるようだが、僕が泊まった部屋はバス・トイレは共同。
お湯も問題なく出るが、バスタオルがないのはやや不便に感じた。
ボリュームたっぷりで美味しい食事
小さな離島らしく黒島では食事をするところは少ないので、2食付きのプランにした方が無難だ。
食事は隣接している食堂でいただく。
島の新鮮な食材を使った料理は美味しく、量も多くて大満足だ。
民宿の中庭には鶏小屋があって、卵好きとしては獲れたての卵をいただけるのがたまらない。
食堂、そして外のゆんたく(おしゃべりの意)スペースにも無料の泡盛がまるで水のように置いてある。
食事は相席なので、自然と他の宿泊者と話すことになる。
石垣島周辺では本当に東京と大阪の人によく出会う(まぁ、人口を考えると当然とも言える)が、ここでも宿泊者の多くは東京と大阪の人だった。
結構ファンが多い民宿らしく、宿泊客の中には常連客もちらほら。
食後は無料の泡盛を飲みながらゆんたくを楽しみ、気が付けば深夜まで飲んでいた。
集団行動ができない僕はゆんたくも苦手なので普段は民宿やゲストハウスには泊まりたいとも思わないのだが、たまにはこういうみんなでワイワイした雰囲気を味わうのも良い。
伊古桟橋まで無料の星空ツアー
夜になると宿の人が伊古桟橋まで星空を見るドライブツアーに連れて行ってくれた。
残念ながらこの日は曇っていて伊古桟橋から綺麗な星空を見ることはできず、道中ヤシガニにも遭遇しなかったのだが、誰もいない夜の黒島の豊かな自然を堪能することができた。
チェックアウト
リーズナブルな料金設定にもかかわらず、「民宿あ~ちゃん」での滞在はなかなか満足のいくものだった。
仕事が捗らないこともあって、民宿には他に選択肢がない限りあまり泊まらないのだが、美味しい食事やアットホームなサービス、そして他の旅行者との出会いなどがあると民宿も良いなぁ、と思わせてくれる。
また黒島に来るときには利用したいと思う。
チェックアウト後は港まで送迎してもらい、石垣島経由で次の目的地である小浜島へと向かった。
予約
ホテル(民宿)情報
公式サイト:http://ah-chan.com/
住所と地図:沖縄県八重山郡竹富町黒島宮里83