【世界遺産バレッタ Vol.5】カフェ・ジュビリーとアッパー・バラッカ・ガーデン

帰り際、美しい風景に出会った

カフェ・ジュビリー

オールド・ベーカリー通りを歩いてバレッタ(ヴァレッタ)の市街地中心部まで戻り、遅めのランチを取ろうと「カフェ・ジュビリー」に行くことにした。

聖エルモ砦からの景色。対岸にも別の砦が見える

【世界遺産バレッタ Vol.4】聖エルモ砦とオールド・ベーカリー通り

2018年10月5日

「カフェ・ジュビリー」はゴゾ島のヴィクトリアにある店舗を始めとしてマルタに3店舗あるカフェで、昔ながらのアイリッシュパブやブリティッシュパブのような雰囲気がある。

「カフェ・ジュビリー」外観

「カフェ・ジュビリー」外観

この日のランチにはパスタの定番ボロネーゼをいただいた。

ボロネーゼスパゲティ

ボロネーゼスパゲティ

たまにはウサギ肉も良いが、マルタに来てからの主食は完全にパスタ(主にスパゲティ)になっている。

ありきたりなメニューなので過度の期待はしていなかったが、お腹が空いていたことも手伝ってか思ったよりもずっと美味しかった。

「カフェ・ジュビリー」はガイドブックに載っていることもあってか、店内には日本人女性の2人組がいた。

マルタも日本人の間で知名度が上がっているようで、バレッタを歩いていると日本人観光客に遭遇することも多い。

「カフェ・ジュビリー」店内

「カフェ・ジュビリー」店内

このカフェにはマルタの定番ビール「チスク(Cisk)」が何種類か置いてあり、特に「チスク・ピルスナー(Cisk Pilsner)」は美味しかったのでおすすめだ。

「カフェ・ジュビリー」から少し北に行くとマノエル劇場がある。

マノエル劇場

マノエル劇場

マノエル劇場ではガイド付きツアーをやっているようだが、残念ながらこの日は閉まっていて中に入ることはできなかった。

アッパー・バラッカ・ガーデン

バレッタ観光の締めくくりに、グランドハーバーが一望できるアッパー・バラッカ・ガーデンへと向かう。

アッパー・バラッカ・ガーデンへの道中、一際目立つ立派な建物があった。

オーベルジュ・ドゥ・カスティーユ

オーベルジュ・ドゥ・カスティーユ

このオーベルジュ・ドゥ・カスティーユと呼ばれる建物はかつてはスペイン、ポルトガル出身の騎士団の宿泊所で、現在は首相官邸として使われている。

ここから海に向かって歩くとアッパー・バラッカ・ガーデンがある。

アッパー・バラッカ・ガーデンの噴水

アッパー・バラッカ・ガーデンの噴水

アッパー・バラッカ・ガーデンの展望台からはグランドハーバー、そして湾の向こうにはバレッタと同じく要塞都市であるスリーシティーズを望むことができる。

ベンチがある展望台

ベンチがある展望台

地中海の青い海と青い空のグラデーション、そして白い要塞都市とのコントラストが美しい。

展望台からスリーシティーズを望む

展望台からスリーシティーズを望む

展望台では観光客が思い思いのままに時を過ごしている。

ベンチに座っていつまでもこの光景を眺めていたかったが、夕暮れ時が近づいてきたのでスリーマ行きのフェリー乗り場に戻ることにした。

バレッタの街並みとネコ

バレッタの街並みとネコ

街全体が世界遺産の首都バレッタ。

真っ青な空に映えるその美しい中世の街並みにすっかりと心が癒され、スリーマ行きのフェリーへと乗り込んだ。

帰り際、美しい風景に出会った

帰り際、美しい風景に出会った