【マルタの気候】年間300日の晴天率を誇るマルタの7・8月の気温と天気は?

今回、7月の後半から8月の半ばまでの約3週間マルタに滞在した。

日本と同じく7月と8月はマルタでも最も暑い時期のようで、地中海性気候のマルタは乾燥していて日差しも強かった。

マルタに到着後、初めて外に出てマルタの雲一つない青空を見たときは、昔住んでいたオーストラリアのパース(同じく地中海性気候)を思い出したものだ。

滞在中、天気予報では最高気温は30度台前半、最低気温は20度台前半から25度前後になることが多かった。

少し街から離れると日陰がない場所も多く、日差しが突き刺さる感じなので、帽子やサングラスはあった方が良いだろう。

ゴゾ島は特に日陰が少ない

ゴゾ島は特に日陰が少ない

年間300日は晴天と言われるマルタだが、その通り約3週間の滞在中に雨が降ったのは2~3日ほどで、しかもそのどれもがスコールで短時間の雨だった。

マルタ滞在中は日々暑い中歩き回っていたこともあって、僕にとっては珍しく食欲も減退し、パン食に飽きたことも手伝ってか1日1食で済ますことも珍しくなかった。

とにかく暑いマルタだったが、今年(2018年)は日本が記録的な猛暑だったこともあって、30度台後半が当たり前でさらに湿度が高い大阪に比べるとかなり過ごしやすく感じた(暑さの性質が違う)。

確かに一歩外に出ると日差しが強くて汗をかくが、室内では日中でも扇風機1つで過ごせるほどで、特に夜は涼しく感じた。

リゾート地なのでラフな服装をしている人が多く(特に西洋人)、夏の服装は高級レストランなどに行くのでなければ短パンにサンダルで十分だろう(焼けるけど)。

ちなみに僕は短パンにサンダル(どちらもおしゃれなものだ)、袖をめくったリネンの長袖シャツという、いつもの南国旅行スタイルで歩き回っていたのだが、ラフな服装の観光客が多いこともあってか、教会にも問題なく入ることができた。

この通り7月8月のマルタは暑く、ハイシーズンなので観光客で賑わっているが、マルタを訪れる人は南の島が好きな人も多いだろうし、海水浴を楽しみたいのであれば夏に訪れるのが良いだろう。

マルタ島スリーマにある岩場の海水浴場

マルタ島スリーマにある岩場の海水浴場

しかし、人口密度が高くて砂浜が少ないマルタのビーチは混んでいることも多い。

僕は人のいないビーチで海を眺めるのが好きで沖縄も11~2月に訪れることが多いので、今度マルタに来るときは冬にしようかと思っている。

いずれにせよ、地中海に浮かぶ小さな島国であるマルタの青い海と青い空を存分に味わって欲しい。