【ホップオン・ホップオフバス】ゴゾ島をオープントップの観光バスで巡る!

オープントップバスの2階からの風景

「ホップオン・ホップオフバス」のご紹介

マルタ共和国のゴゾ島には約1週間滞在していたのだが、その内1日は「シティサイトシーイング・ゴゾ(CitySightseeing Gozo)」の「ホップオン・ホップオフバス(Hop-on Hop-off Bus)」を利用してゴゾ島を巡ってきたので以下にご紹介したい。

「ホップオン・ホップオフバス(Hop-on Hop-off Bus)」

「ホップオン・ホップオフバス(Hop-on Hop-off Bus)」

「ホップオン・ホップオフバス」は島内の主な観光スポットを巡る乗り降り自由の2階建てバスで、45分間隔でゴゾ島内を周遊している。

車内にはエアコンやWi-Fi(インターネット)、オーディオガイド(日本語説明あり)があり、ミネラルウォーターも販売されていて、快適に島内を観光することが可能だ。

ゴゾ島にはマルタ島と同様に路線バスも走っているが、1時間に1本程度しかないので使い勝手はあまり良くない。

「ホップオン・ホップオフバス」を利用すればゴゾ島の主な見どころを効率的に回ることができるので、特にゴゾ島に日帰りや短期滞在で訪れる方には便利である。

なお、「ホップオン・ホップオフバス」は2社が運行しているが内容はほとんど変わらないようだ。

今回は「シティサイトシーイング・ゴゾ」のバスを利用してゴゾ島を巡ってきたので、以下それに関して書いて行きたい。

チケット(1日券)を購入してバス乗り場へ

僕はヴィクトリア南部のサナット村に滞在していたので、この日はゴゾ島の中心地のヴィクトリア(Victoria)からバスに乗ることにした。マルタ島から来るのであれば、イムジャール港で乗ると良いだろう。

なお、少々時間は取られるが、ヴィクトリアのチタデル(大城塞)はゴゾ島おすすめの観光スポットの1つなので、時間に余裕がある方は是非訪れて欲しい。

大聖堂(The Cathedral)

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ヴィクトリアの「ホップオン・ホップオフバス」のチケット売り場(観光案内所)はバスターミナルの道路を挟んだ向かい側にある。バスの始発直前まで閉まっていたし、少し分かりづらいので気を付けよう。

「ホップオン・ホップオフバス」のチケット売り場(観光案内所)

「ホップオン・ホップオフバス」のチケット売り場(観光案内所)

終日乗り降り自由の1日券チケットを購入し、スタッフの案内に従って少し離れたバス乗り場へと向かう。

「ホップオン・ホップオフバス」は真っ赤な2階建てのバスなので分かりやすい。乗り場には目印が置かれており、無事に乗車することができた。

バスの2階からは景色も良くて吹き付ける風が心地良いのだが、日除けがないのでゴゾ島の強烈な日差しが直撃する。

「ホップオン・ホップオフバス」の2階

「ホップオン・ホップオフバス」の2階

この日の日中は猛烈な暑さ(35度くらい)だったこともあって、2回目の乗車からはたまらずエアコンの効いた1階に座ることにした。

バスのルートは2ルートあるが、ルート・時刻表の詳細に関してはパンフレットや「シティサイトシーイング・ゴゾ」のウェブサイトを参照して欲しい。

ゴゾ島内の観光スポットを巡る

僕は既にいくつかゴゾ島内の観光スポットに訪れていたので、この日バスを下車したのは4箇所だけだったのだが、以下に過去記事も含めてバスが停車する主な見どころをご紹介したい。

この日はまず、ヴィクトリアからゴゾ島の西に位置するドウェイラ(Dwejra)へと向かった。

オープントップバスの2階からはゴゾ島の牧歌的な風景を望むことができる。

「ホップオン・ホップオフバス」の2階からの風景

「ホップオン・ホップオフバス」の2階からの風景

ドウェイラは自然豊かな場所で絶景ポイントが多く、特にブルーホールは必見だ。

ブルーホールに漂うダイバー

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「ホップオン・ホップオフバス」は45分間隔で走っているので、目的地に到着したら次に乗る予定のバスの時間を確認しておこう。

ドウェイラの次は「奇跡の教会」として知られるタピーヌ教会(Ta’ Pinu Sanctuary)へと向かう。

農婦の像が立つタピーヌ教会(Ta’ Pinu Sanctuary)

農婦の像が立つタピーヌ教会(Ta’ Pinu Sanctuary)

タピーヌ教会は1883年に農婦が聖母マリアの声を聞いて奇跡が起きたと言われている教会だ。

タピーヌ教会の内部

タピーヌ教会の内部

教会に届けられた感謝の手紙が飾られている

教会に届けられた感謝の手紙が飾られている

タピーヌ教会では写真撮影のためにバスは数分間停車するので、次のバスを待たなくても教会の外部を撮影することは可能だ。

タピーヌ教会を後にし、お次はゴゾ島の南西部に位置するシュレンディ(Xlendi)へと向かう。

のどかなゴゾ島の風景

のどかなゴゾ島の風景

シュレンディは岩山に囲まれた穏やかな湾が広がるリゾート地だ。湾沿いにシーフードレストランが立ち並ぶので、ゴゾ島の綺麗な海を眺めながらのんびりと食事をするのにおすすめだ。

のどかなリゾート地だ

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2018年8月17日

シュレンディからは、ヴィクトリアを経由してゴゾ島の北に位置するマルサルフォルン(Marsalforn)へと向かう。

マルサルフォルンはシュレンディと同じようなリゾート地なので、時間がない方はどちらか一方だけでも立ち寄ると良いだろう。

マルサルフォルン湾

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2018年8月23日

マルサルフォルンからはジュガンティーヤ神殿(Ggantija Temples)を経由してゴゾ島の北東部に位置するラムラ湾(Ramla Bay)へと向かう。

ジュガンティーヤ神殿は世界遺産にも登録されているマルタ最古の神殿で、遺跡好きなら是非訪れたい。

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2018年9月2日

ラムラ湾には赤砂のビーチが広がる海水浴場があり、ゴゾ島には砂浜のビーチが少ないせいもあってか、ラムラ湾のビーチは海水浴客や僕と同じようにバスでやって来た観光客で賑わっていた。

ラムラ湾(Ramla Bay)の赤砂のビーチ

ラムラ湾(Ramla Bay)の赤砂のビーチ

混雑していたしとにかく暑かったので、日陰でビールを飲んで一休みしてからそそくさとビーチを後にした。

ラムラ湾からはゴゾ島の南東部に位置するイムジャール港(Mgarr Harbour)へと向かう。

マルタ島からのフェリーが発着するイムジャール港(Mgarr Harbour)

マルタ島からのフェリーが発着するイムジャール港(Mgarr Harbour)

イムジャール港周辺にはレストランも多いので、港に浮かぶボートやゴゾ島とマルタ島を行き来するフェリーを眺めながら食事をするのもおすすめだ。

イムジャール港を起点としてヴィクトリア方面へと向かうバスが出ているが、イムジャール港とヴィクトリアの中間にあるシェウキーヤ(Xewkija)という村には、ゴゾ島のアイコンでもあるシェウキーヤ教会がある。

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全てのルートを通って、再度ヴィクトリアへと戻ってきた。

以上、主な見どころをご紹介したが、ゴゾ島は小さな島にもかかわらずなかなか見どころが多く、1日で見て回るのは難しい。

できればゴゾ島に宿泊して島ののどかな雰囲気を堪能するのがおすすめだが、短期滞在の観光客はマルタ島を巡るのにも忙しいだろうし、是非1日でもゴゾ島を訪れて、「ホップオン・ホップオフバス」を利用してゴゾ島を巡ってみて欲しい。

観光情報

運行時間:9:45~18:20または18:45(冬期は~17:35)

運行間隔:45分

料金:大人18ユーロ、子供10ユーロ(1日券)

公式サイト(英語):http://www.citysightseeinggozo.com/

※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。