はじめに
南国の島というイメージが強いマルタだが、意外にも砂浜のビーチは少ない。
僕がマルタ島で滞在していたスリーマも岩場のビーチばかりだった。
最近、スリーマのお隣にあるセントジュリアンの教会近くに人工の小さな砂浜のビーチができたようだが、海はあまり綺麗とは言えなかった。
マルタで海水浴をするのであれば、何と言ってもマルタ島の北にあるコミノ島の西側に広がるブルーラグーンがおすすめだが、マルタ島の北部にもいくつか砂浜のビーチが点在している。
その中でも最も人気があるビーチの一つであるメリッハベイ(Mellieha Bay、別名Ghadira Bay)を訪れてきたので以下にご紹介したい。
メリッハベイへの行き方
スリーマまたはセントジュリアンからメリッハベイへは222番のバスに乗ってアクセス可能だ。所要時間は1時間程度。
ちなみに、222番のバスの終点はゴゾ島やコミノ島のブルーラグーンへと渡るフェリーが出ているチェルケウア港となる。
メリッハベイの大きなビーチの近くにはいくつかバス停があるようだが、ビーチが見えるところでバスを降りれば問題ないだろう。
マルタ島で人気の砂浜ビーチ「メリッハベイ」を歩く
8月の海水浴シーズンのためか、メリッハベイの大きな砂浜のビーチは海水浴客で賑わっていた。
残念ながら、この日はスコールが降ったせいか、ビーチに到着したとき砂浜はサラサラではなくドロドロとしていた。
マルタでも人気の高いビーチだけあって、砂浜はパラソルやビーチチェアで埋め尽くされている。
人口密度の高いマルタではお馴染みの光景だが、自然のままの砂浜が好きな僕としては、せっかくの砂浜がパラソルで埋め尽くされているのを見るとなんだか悲しくなってしまう。
今度マルタに来るときは冬にしようかしら。
海沿いのレストラン「Munchies」でランチ
ビーチを北に歩いて行くと、「Munchies」というリゾート感たっぷりのレストランがあったのでここでランチを取ることにした。
外のテラス席が先ほどのスコールで水没していたこともあってか店内はお客さんでいっぱいだったのだが、少し待った後、幸運にも海沿いの席へと案内された。
席に座り、マルタビールの「Rubin Double Ale」をいただく。
マルタに来てから完全に主食となっているシーフードスパゲティを食べようかとも思ったのだが、この日のランチには趣向を変えてチーズとトマトソースのパスタをいただくことにした。
概して和食の方が好きな僕だが、チーズにトマトソース、そしてオリーブオイルのコラボレーションは人類史上最大の発明の一つだと思う。
ビーチにはハンバーガーなどの軽食を販売している売店もいくつかあるが、海沿いでセレブに食事を楽しみたいのであればこのレストランはおすすめだ。
ビーチでビールを飲みながらのんびりと過ごす
僕はただ単に海を眺めてぼーっとするのが好きなこともあるが、特に一人旅だと荷物などが面倒くさいこともあって海水浴をすることは少ない。
この日も地中海の綺麗な海を眺めながらのんびりと過ごそうと、ビーチにある売店でビールとポテトチップスを購入。
海を眺めながらビールを飲んでまったり・・・マルタに限らず、ビーチリゾートに行ったときの最大の楽しみである。
特に何かを考えているわけではないのだが、脳がリラックスしている影響か、不思議とアイデアが浮かんできたりする。
気が付くと、数時間が経過していたので再度バスに乗ってスリーマへと戻ることにした。
メリッハベイは人が多いのがネックでもあるが、海の透明度も高く、大きなビーチなので海水浴にもぴったりだ。
マルタ島で砂浜のビーチを探している方は是非メリッハベイを訪れて欲しい。