はじめに
約1週間のゴゾ島滞在中、島の南西に位置するリゾート地のシュレンディ(Xlendi)を訪れた。
ゴゾ島には島の北側にも同じくリゾート地のマルサルフォルンがあるが、個人的にはシュレンディの方がゴゾ島らしいのどかな雰囲気を味わうことができたので気に入っている。
ゴゾ島の綺麗な海を眺めながら、のんびりと海沿いのレストランで食事でもしたいという方は是非シュレンディを訪れて欲しい。
シュレンディへの行き方
シュレンディにはゴゾ島の中心地であるヴィクトリアから306番、330番のバスに乗ってアクセス可能だ。
小さな島なので所要時間は10分もあれば着くが、ゴゾ島はバスの本数が少ない(1時間に1本とか)ので事前に調べておくことをおすすめする。
なお、ホップオン・ホップオフバスという観光周遊バスもシュレンディに立ち寄るので、このバスを利用してゴゾ島の他の見どころと合わせて観光するのもおすすめだ。
穏やかな湾が広がるシュレンディ
シュレンディには岩山に囲まれた穏やかな湾(シュレンディベイ)が広がり、海沿いにはレストランやカフェ、ホテルなどが立ち並ぶ。

穏やかなシュレンディベイ

海沿いにはレストランが軒を連ねる
湾内には数多くのボートが浮かび、小ぶりだが砂浜のビーチもある。
この日は平日ということも手伝ってか、マルタ島のリゾート地に比べると人も少なく、ゴゾ島らしいのどかな雰囲気を味わうことができた。
湾の北側にある崖の上からはシュレンディの街を一望できる。

階段を上って崖の上へ

崖の上からシュレンディの街並みを望む
ゴゾ島の海は透明度が高く、マルタ島の海よりもより一層青く美しく感じる。

のどかな雰囲気のリゾート地だ

透明度が高いシュレンディの海
崖の上にある遊歩道を進んで行くと、突き当たりに洞窟を見つけた。

シュレンディの洞窟

遊歩道から階段を下りたところにある

足元は滑りやすいので気を付けよう
海沿いのレストラン「ザ・ボートハウス」
シュレンディを散策した後、シュレンディベイ沿いのレストラン「ザ・ボートハウス(The Boathouse)」で食事をすることにした。

「ザ・ボートハウス(The Boathouse)」外観
海を望む席に座り、ラビオリ(Ravioli)を注文。

お決まりのパン、そして前菜も付いてくる

ラビオリ(Ravioli)。肉や野菜などの食材をパスタ生地で包んだ料理だ
この日いただいた自家製のラビオリにはマルタらしくウサギ肉が入っており、からっと揚げられていてトマトソースにつけていただく。
確かに美味しいのだが、まさに西洋料理といった感じで大味だった。パスタ好きの僕としては普通にスパゲティやペンネの方が好みである。
ウサギ肉はマルタでよく食べられるが、味も匂いもそこまで独特なものではなく、鶏肉と似ているので、ウサギをペットに飼っていて愛着があるという人でもなければ抵抗なく食べることができるだろう。
食後はビールを飲みながら海を眺めてのんびりと過ごす。

レストランからシュレンディベイを望む
シュレンディはゴゾ島の西側に位置するので、海に沈む夕日を眺めながらディナーというのも良さそうだ。
ゴゾ島に来たら是非おすすめのリゾート地であるシュレンディを訪れ、小さな島ののどかな雰囲気を満喫して欲しい。

湾の南側に伸びる遊歩道を歩く
店舗情報
営業時間:12:00~22:00(ラストオーダー)※11月~3月は変更あり
定休日:無休
公式サイト(英語):https://www.theboathousegozo.com/
住所と地図:Xatt ix-Xlendi, Munxar, XLN1010, Gozo
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。