はじめに
マルタ共和国は主にマルタ島とその北にあるコミノ島、ゴゾ島から構成されている。
マルタ島での2週間の滞在の後、ゴゾ島でさらに1週間滞在するためにマルタ島のスリーマからゴゾ島にバスとフェリーを利用して移動したので、以下に自分の備忘録(びぼうろく)も兼ねて行き方をご紹介したい。
スリーマからバスでマルタ島北部のチェルケウア港へ
ゴゾ島にフェリーで渡るには、まずはマルタ島北部にあるチェルケウア港(Cirkewwa)に向かう必要がある。
スリーマからチェルケウア港には222番のバスに乗って1本で行くことができる。セントジュリアンからも同じ番号のバスに乗れば良い。
ちなみにマルタの首都であるバレッタ(ヴァレッタ)からだと41番と42番のバスでチェルケウア港に行けるようだ。詳細に関してはMalta Public Transportのウェブサイト(英語)を参照して欲しい。
バスは右手に地中海を眺めながら走る。
この日は道が混んでいたせいか、スリーマからチェルケウア港までは1時間半ほどかかってしまった。
チェルケウア港前のバス停は終点で多くの人が降りるので、降りる場所を気にする必要はない。
チェルケウア港からフェリーでゴゾ島のイムジャール港へ
バスはチェルケウア港のゴゾ島行きフェリー乗り場の目の前に到着した。
ちなみに、ブルーラグーンがあるコミノ島行きのフェリーもチェルケウア港から出ている。ブルーラグーンにはゴゾ島のイムジャール港からもアクセス可能だ。
フェリーターミナルに入り、チケット売り場でゴゾ島行きの往復チケット(4.65ユーロ)を購入。
ゴゾ島行きのフェリーに乗る際にチケットを見せる必要はなかったが、帰りに必要になるだろうから無くさないように気を付けよう。
フェリーの時刻表や運賃の最新情報に関してはGozo Channelのウェブサイト(英語)を参照して欲しい。
フェリーは意外にもかなりの大型で、船内にはカフェやコンビニもある。
カフェはかなり混雑していたがコンビニ前の座席は空いていたので、コンビニでコーラを買って窓際の座席に座る。
マルタにはマルタ版コーラとも呼ばれるキニー(Kinnie)という炭酸飲料もあるのだが、一度飲んでみたところうがい薬のような味がしてあまり美味しくなかった。
コーラを飲みながら外の景色を眺めていると、フェリーはあっという間にゴゾ島のイムジャール港に到着した。乗船時間は20分くらいだっただろうか。
約1時間半もの間バスに後ろ向きに揺られて久しぶりに乗り物酔いしてしまったのだが、フェリーは全く揺れることもなく快適な乗船だった。
ゴゾ島には日帰り観光も十分可能だろうが、バタバタするだろうし、ゴゾ島ののどかな風景を満喫するためにできれば宿泊することをおすすめする。