アプリがあれば搭乗券の印刷は不要!?ライアンエアーでアテネからマルタへ移動

ライアンエアー(Ryanair)の飛行機

ギリシャ・アテネでの3泊4日の滞在の後、今回の旅のメインの目的地であるマルタへと向かった。

アテネを経由したのは、シンガポールのLCC(格安航空会社)であるスクートが大阪からシンガポール経由でアテネに格安の飛行機を飛ばしているからだ。

スクートの機体(関空第1ターミナル)

【スクート飛行機搭乗記】大阪からシンガポール経由でアテネ(ギリシャ)へ

2018年7月23日

アテネからマルタへは複数の航空会社が直行便を運航しているが、スカイスキャナーで航空券を検索して比較した結果、今回はアイルランドのLCCであるライアンエアー(Ryanair)を利用することにした。

アテネからマルタまでの航空券の料金は20kgの預け入れ手荷物(受託手荷物)込みで約113ユーロ(1万5,000円弱)だった。

ライアンエアーを利用する際のポイントを簡単にまとめると以下の通りとなる。

  • 公式アプリを事前にインストール
  • オンラインチェックインを忘れずに
  • 手荷物の規定に要注意

ネットで調べたところ搭乗券(ボーディングパス)の印刷が必要という情報が散見されたが、旅行中は簡単に印刷できないことも多いので困る。

結果、ライアンエアーの公式アプリをダウンロードして、オンラインチェックインを済ませて搭乗券を表示できるようにしておいたところ、印刷した搭乗券は不要だった。

アプリの言語は英語なので早めにインストールして慣れておくと良いだろう。

また、ライアンエアーは手荷物の規定が少々ややこしいので注意が必要だ。

前述の通り20kgの預け入れ手荷物を予約していたので、スーツケースは預けて機内にはリュックを1つ持ち込むつもりだった。

しかし、後からライアンエアーからのメールで知ったのだが、オプションの「Priority & 2 Cabin Bags」なるものを購入していないと、機内には小さなカバン1つ(最大35cm x 20cm x 20cm)しか持ち込めないらしい(追記:2019年現在は最大40cm x 20cm x 25cmとなっている)。

「Priority & 2 Cabin Bags」を購入すると、小さなカバンと10kgのカバン(最大55cm x 40cm x 20cm)合わせて2つ機内に持ち込めるようになる。ついでに優先搭乗も可能だ。

僕が海外旅行に愛用しているリュックは大きいので、追加で7ユーロを支払って「Priority & 2 Cabin Bags」を購入する必要があった。

なお、規定は変更になる可能性があるので、最新情報に関してはライアンエアーのウェブサイト(英語)を確認して欲しい。

ライアンエアーはなんだかややこしい規定が多くて厳しい航空会社という印象を受けたのだが、オプションを購入していたこともあってか飛行機にはあっけないほどすんなりと搭乗することができた。

ライアンエアーの飛行機。ヨーロッパらしい空の青さだ

ライアンエアーの飛行機。ヨーロッパらしい空の青さだ

アテネからマルタまでの飛行時間は約2時間。

機内座席下の手荷物収容場所は確かに小さく、リュックは頭上のコンパートメントに収納することに。

ライアンエアーの機内

ライアンエアーの機内

ヨーロッパらしく人目もはばからずイチャイチャしているカップルに煩わしさを感じながらも、飛行機は無事にマルタ国際空港(ルア空港)に到着した。

マルタ国際空港(ルア空港)

マルタ国際空港(ルア空港)

マルタの入国審査はギリシャを含むシェンゲン協定加盟国から入国する場合は不要となる。

ちなみに、ギリシャでの入国審査も入国カードはなく、何の質問もされずスタンプを押すだけの至極簡単なもので不安になったほどだ。

今回初めてのライアンエアーの利用だったが、規定こそ若干ややこしいものの、規定さえクリアすればスムーズに搭乗することができたので、またヨーロッパ旅行の際には活用したいと思う。

帰り際、美しい風景に出会った

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2018年10月10日