【マルタグルメ】スリーマのおすすめレストラン「タ・クリス」でウサギ料理を堪能

「タ・クリス」のウサギ料理

マルタではウサギをよく食べるらしい。

現地グルメに目がない僕はウサギ料理を食べようと、この日はガイドブック片手にスリーマにあるレストラン「タ・クリス(Ta’ Kris)」に行くことにした。

スリーマの街を歩く

スリーマの街を歩く

「タ・クリス」はスリーマのフェリー乗り場近くにある路地裏のレストランだ。

「タ・クリス(Ta’ Kris)」の入り口。緑の看板が目印だ

「タ・クリス(Ta’ Kris)」の入り口。緑の看板が目印だ

お店に到着したのは午後5時半頃だったが、ディナー開始は午後6時かららしい。

「タ・クリス」の店内

「タ・クリス」の店内

席に座ってドリンクを飲みながら待っていても良いということだったので、狭い路地裏に設けられたテラス席に座ってマルタの白ワイン「La Valette」のハーフボトルをいただく。

テラス席でマルタワインを堪能

テラス席でマルタワインを堪能

マルタワインはサッパリとした味わいで飲みやすく、雰囲気を楽しみながらワインを味わっているとすぐに6時になったのでこの日のディナーを注文した。

この日のお目当てはガイドブックに載っていたラビットシチューだったのだが、英語のメニューにはシチューと書かれた料理はなく、そのままずばり「ラビット(Rabbit)」とだけ書かれたメイン料理を注文。

注文を済ませると、まずはお決まりのパンが提供される。

パンは香ばしくて上品な味わいで美味しく、ワインとの相性も抜群だ

パンは香ばしくて上品な味わいで美味しく、ワインとの相性も抜群だ

パンを頬張りながらしばらく待っているとウサギ料理が運ばれてきた。

「タ・クリス」のウサギ料理

「タ・クリス」のウサギ料理

大きなウサギ肉の塊がデミグラスソースで煮込まれている。これがラビットシチューだろうか。

かなりのボリュームだ

かなりのボリュームだ

反対から見るとこんな感じ

野菜が豪快に添えられている

ウサギ肉は柔らかくて食べやすく、どこか鶏肉やカンガルー肉を思い出させる。

生まれて初めて食べたウサギ料理はなかなかの味で、「ザ・ウォーキングデッド」のダリルのような気分になりながらムシャムシャとウサギに貪り付いた。

かなりのボリュームだったがペロリと完食。

マルタの伝統料理にすっかりと満足した僕は、追加でマルタの赤ワイン「La Valette」のハーフボトルを注文。

マルタワインは種類も豊富だ

マルタワインは種類も豊富だ

「タ・クリス」は人気店らしく徐々に賑わいを見せ、おしゃれながらもカジュアルな雰囲気の店内には中高生くらいと思われる団体客もいた(もちろん、お酒は飲んでいなかったと思うが)。

このお店の店員さんは総じて丁寧で、食事をしていると笑顔で「Is everything alright?」などと聞いてくる。

余談であるが、外国だと店員さんがぶっきらぼうなお店も多く、マルタでも料理を注文したいのになかなか席に来てくれなかったり、請求書を頼んだのに忘れているのか持ってきてくれなかったりすることが普通にある。

あまりにも対応がぶっきらぼうだと「これはアジア人に対する差別だろうか」などとひねくれた考えが頭に浮かぶこともあるのだが、こちらの店員さんは大体そんな感じなので気にしてもしょうがない。良く言えば自然体でフレンドリーな人も多い。

それはともかく、最後には店員さんの勧めに従ってデザートをいただくことにした。

マルタのデザート。予想通りかなりの甘さだった

マルタのデザート。予想通りかなりの甘さだった

ウサギ料理とワインのハーフボトル2本、そしてマルタのデザートでお会計は35ユーロ(約4,500円)程度となかなかリーズナブルだ。

美味しいウサギ料理とマルタワイン、そして心地良いお店の雰囲気にすっかりと満足してお店を後にした。

帰り際、まるでウサギの霊が乗り移ったかのように、夕暮れ時の地中海をバックにスリーマの街をぴょんぴょんと跳びはねてアパートに戻った・・・というのは冗談である。

スリーマの遊歩道

【地中海の宝石】マルタ共和国のリゾート地・スリーマとセントジュリアンを歩く

2018年9月8日

店舗情報

営業時間:12:30~23:00

定休日:無休

公式サイト(英語):http://www.takrisrestaurant.com/

住所と地図:80 Fawwara Lane, Sliema

※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。