海外旅行には現金とクレジットカードに加えてデビットカードを持って行こう!

デビットカード

皆さんは海外旅行に行くとき、お金はどのように持ち歩いているだろうか。

トラベラーズチェックを持っている人はさすがにもういないと思うが、現金とクレジットカードを併用している人も多いのではないだろうか。中には現金だけという強者もいるかもしれない。

僕は、行く国と期間にもよるのだが、現金が日本円で大体10万円くらい、あとはクレジットカード2枚とデビットカード2枚を持って行っている。

デビットカードとは、決済すると即座に銀行口座から引き落とされるカードのことだ。海外のATMを利用して現地通貨を引き出すこともできる。

僕は現地に到着したらまずはデビットカードを使ってATMで現地通貨を引き出すことが多い(ちなみにほとんどの場合現地ATMの手数料がかかる)。

僕も以前は海外旅行の際に現金とクレジットカード1枚しか持って行かなかったのだが、数年前にタイで困った事態になった。

タイは以前にも訪れたことがあり、勝手を知っているのでクレジットカードがあればなんとかなるだろうと油断して現金を少ししか持って行かなかったのだ。

しかし、僕の持っていたクレジットカードの海外キャッシングの限度額は10万円と低く、手持ちの現金がなくなった後に海外キャッシングで現地通貨を10万円分引き出したのだが、長期旅行の滞在費をまかなうには不十分であった。

支払いはなるべくクレジットカードを使用するようにしていたのだが、タイの地方だったのでクレジットカード決済ができるところは少なく、挙げ句の果てには高級店でクレジットカード決済をしようとしたところ、なぜかエラーになって支払いができなかった。

そんなわけでほとんど現金がなくなった僕は、海外キャッシングの枠を増やしてもらおうと日本のクレジットカード発行会社に国際電話をかけたのだが、利用限度額の増額には書類手続きが必要らしく、どう考えても旅行中は無理であった。

滞在最後の数日間はなんとかやりくりして過ごしたのだが、せっかくの海外旅行なのにお金がなかったので楽しめなかったのは言うまでもない。

お金の重要性をひしひしと感じた僕は、帰国後に早速新しいクレジットカードを作り、さらにデビットカードも作ることにした。

関空のカードメンバーズラウンジ 「金剛」

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2018年6月4日

デビットカードは多くの銀行が無料で発行していると思うので、まずは自分が普段利用している銀行でデビットカードを作っておくと良いだろう。

僕は、メインの法人口座があるジャパンネット銀行(JNB Visaデビット)と、メインの個人口座がある三井住友銀行(SMBC Visaデビット)でデビットカードを発行している。

ジャパンネット銀行は法人だと複数口座が簡単に開設できたり、個人事業主(フリーランス)だと屋号付個人名義が開設できたりするので、会社経営者や個人事業主にはおすすめだ。

銀行によって海外利用時の手数料が異なるので、色々と比較してみて、手数料が安いところに新しく口座を開設するのも良いだろう。僕も海外旅行用に新しい口座を作ろうかと考えているところだ。

今や、海外旅行中はほとんどデビットカードを使ってATMから引き下ろした現地通貨でやりくりしている。

クレジットカードは現地でホテルや高級レストランでの支払いに使用することもあるが、スキミングの危険もあるし手数料を取られる場合もあるので、特に小さな店や少額での支払いに使用することは少ない。

また、ATMがなかったりクレジットカードが使えなかったりする場合もあるので、リスク分散のためにクレジットカード、デビットカードと現金を持って行き、さらに盗難や紛失に備えてカードは複数枚あると安心だ。

僕は前述の通りクレジットカードとデビットカードを2枚ずつ持参しているが、その土地に長く滞在するときは、ある程度の現金と共にクレジットカードとデビットカードを1枚ずつホテルのセキュリティボックスに隠しておく(入れたのを忘れてしまいそうになるのが難点でもある)。

いずれにせよ海外旅行ではデビットカードが非常に便利なので、現金とクレジットカードに合わせて持って行くことをおすすめする。