宮古島でのランニング~市街地から長さ3,540mの伊良部大橋へ~

伊良部大橋(宮古島側入り口)

僕は宮古島に来たときは必ず伊良部大橋の上をランニングする。宮古島市街地から伊良部大橋を渡るまでは宮古島マラソンのコースにもなっており、おすすめのランニングコースなのでご紹介したい。

宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋の全長は3,540mあり、無料の橋としては日本最長の橋となる。2015年1月から一般に利用されるようになった。車はもちろん、徒歩や自転車でも渡ることが出来る。伊良部島から見る景色は美しく、伊良部大橋は今や宮古島で外せない観光スポットの1つになっている。

宮古島の市街地中心部(宮古島市役所周辺)から伊良部大橋までの距離は約3kmほどで、行き方は、パイナガマビーチ前の道路(国道390号)をトゥリバー方面へと進み、トゥリバー地区に入らず左へと進むと伊良部大橋が見えてくる。2016年の宮古島マラソン(第7回エコアイランド宮古島マラソン)でも走るコースだ。現時点ではGoogleマップには載っていない道のようだが、このルートが最短距離だと思う。

伊良部大橋へと続く道

伊良部大橋へと続く道

伊良部大橋の全長は3,540mあるので伊良部大橋だけでも往復すると約7kmになる。市街地中心部からは合計すると往復で約13kmはあるので結構な道のりだ。伊良部大橋まではそれほど坂はなく平坦な道のりが続く。

伊良部大橋(宮古島側入り口)

伊良部大橋(宮古島側入り口)

伊良部大橋は徒歩でも渡ることが出来るが、ガードレールがあるわけではなく、歩道もそれほど広くないので車との距離が近く、特に夜は暗いので危険だ。歩道の端には凹凸もあるので若干歩きづらい。

橋はかなりの長さで風も強いのでウォーキングをしている人はほとんどいないが、ランニングをしている人にはたまに出会う。伊良部大橋は宮古島マラソンのコースに含まれているので開催日が近づいてくるとトレーニングで走る人も増えるようだ。

伊良部大橋から見る宮古島

伊良部大橋から見る宮古島

伊良部大橋の途中には何もない。伊良部島側にも橋の近くには売店や自動販売機はないので、飲み物が必要であれば、値段は割高になるが、宮古島側の入り口近くの売店前にある自動販売機で買っておこう。

伊良部大橋の坂を登り切ったところには駐車出来るスペースがあり撮影スポットとなっている。

伊良部大橋から見る伊良部島

伊良部大橋から見る伊良部島

伊良部大橋の上から見る海は宮古島でも有数の美しさだ。この日はあいにくの天気だったが、晴れた日にはエメラルドグリーン色をした綺麗な海、そして海に沈む夕日を見ることが出来る。

伊良部大橋から望む海

伊良部大橋から望む海

伊良部大橋の上は風が強く、伊良部島の東側から容赦なく吹き付けてくる。ひどいときは真っ直ぐ走れないほどだ。帽子は手で押さえないと簡単に風で飛ばされてしまう。

伊良部大橋を渡ってすぐのところには宮古島まもるくんがいる。「伊良部島まもるくんじゃないの?」と思われるかもしれないが、伊良部島も宮古島市なので間違ってはいないように思う。

伊良部島の宮古島まもるくん

伊良部島の宮古島まもるくん

伊良部島側の伊良部大橋周辺には、徒歩圏内で行ける観光スポットは特にない。伊良部大橋は伊良部島側から走る方が坂が急で、橋の左側を走っていると左から吹き付けてくる強い風が身体を直撃してかなり過酷なので、暗くなって身体が冷える前に早く帰ろう。

伊良部大橋(伊良部島側入り口)

伊良部大橋(伊良部島側入り口)