南インド・ケララ州のバルカラ(ヴァルカラ)滞在2日目、バルカラのビーチや寺院を歩いて巡ってきたので以下にご紹介したい。
なお、滞在1日目に関しては以前の記事を参照して欲しい。
ジャナルダナスワーミ寺院
ビーチリゾートであるバルカラには観光スポットと呼べるようなところは少ないのだが、滞在しているホテルの近くに寺院があったので行ってみることにした。
バルカラのメインビーチであるバルカラビーチ(パーパナーサムビーチ)の南端あたりから坂を上がっていくと寺院の入り口がある。
このジャナルダナスワーミ寺院はヴィシュヌ神の化身であるジャナルダナを祀っているらしい。
しかし、寺院はどうやら午前中と夕方以降しかやっていないようで、昼過ぎに訪れたところ残念ながら寺院は閉まっていた。
暑い中、坂を上って汗だくになりながらやって来たのに寺院に入れず悔しがっていたのだが、寺院の横に回ってみると中の様子をうかがうことができた。
いずれにせよ本堂はヒンズー教徒以外は入れないようだし、外から見るだけでも十分かもしれない。
バルカラに点在するビーチを巡る
大通りを散策した後、ひとまずバルカラビーチへと戻る。
酷暑の中歩き回って疲れていたので、断崖の上にある眺めの良いカフェで一休みすることにした。
身体をクールダウンした後、バルカラにあるいくつかのビーチを見て回ることにした。
バルカラビーチ沿いに伸びる断崖を北に歩いて行き、断崖が終わるところにあるのがブラックビーチだ。
ブラックビーチからさらに少し北に歩いて行くと、ボートがある小さなビーチを見つけた。
ここからさらに北に行くとオダヤムビーチというこれまた小さなビーチがある。
オダヤムビーチ周辺は南のバルカラビーチに比べるとかなり人は少なく、静かで景色も美しいのだが、さすがにビーチは小さすぎてここら辺に泊まりたいとは思わない。
ここまで来たところでバルカラビーチまで引き返すことにした。
海水浴をしないのであれば、海を眺めながらのんびりするか、断崖の道を散歩するくらいしかバルカラではやることがないのである。
崖の上のレストランでディナー
赤土の断崖の上を海を見ながらのんびりと散歩していると、夕暮れ時が近づいてきたので、この日は早めに夕食を取ることにした。
ネットで調べた情報を頼りにやって来たのが断崖の上にあるレストラン「God’s Own Country Kitchen」。
ちなみにケララ州は「God’s Own Country(神の恵み豊かな国)」と呼ばれている。沖縄の離島と良い、どうも自然が美しい土地は神様との相性が良いみたいだ。
バルカラビーチを望む2階のテーブルに座り、バターチキンとライス、そしてインドビール(キングフィッシャー)を注文。
なかなか評判の良いレストランみたいで味も悪くはなかったものの、バターチキンは少々脂っこくて胃にもたれそうだった。
レストランでゆっくりと食事を楽しんだ後は、断崖の上でアイスクリームを食べながら夕暮れ時のバルカラビーチを眺め、空が暗くなったところでホテルに戻ることにした。
今回バルカラには2泊3日の滞在だったが、もう少しいたかったなぁ・・・と思うほど、バルカラでの滞在はのんびりとした快適なものだった。
ケララ州に来たら、バルカラは必ず訪れて欲しいおすすめのビーチリゾートである。