【クアラルンプール国際空港】乗り継ぎの仮眠にも!格安カプセルホテル宿泊レビュー

「カプセル トランジット(Capsule Transit)」入り口

はじめに

インド・ネパールでの約3週間の旅を終えた後、エアアジア(AirAsia)の飛行機を利用してネパールのカトマンズからマレーシアのクアラルンプール国際空港を経由して東京へと向かった。

エアアジアの飛行機から見る夕暮れ

エアアジアの飛行機から見る夕暮れ

行きと同じくクアラルンプール国際空港では乗り継ぎ時間が長かったのでホテルに宿泊することにしたのだが、今回は少しでも節約しようと宿泊料金の安いカプセルホテルを利用したので以下にご紹介したい。

「チューン ホテル KLIA2」外観

【チューン ホテル KLIA2】クアラルンプール国際空港のおすすめトランジットホテル!

2018年4月20日

クアラルンプール国際空港内のホテル「カプセル トランジット」

「カプセル トランジット(Capsule Transit)」の場所は、エアアジアの飛行機が到着するクアラルンプール国際空港KLIA2の空港ターミナルビル1階(Level 1)にある。

「カプセル トランジット」入り口

「カプセル トランジット」入り口

予約はいつも通りアゴダ(agoda)で行い、宿泊料金はシングルルーム(共同バスルーム)で1泊約3,500円だった。日帰り利用可能なプランもあるので、乗り継ぎ時間に応じて仮眠などに利用するのも良いだろう。

「カプセル トランジット」の外観(フロント)

「カプセル トランジット」の外観(フロント)

チェックインの際はデポジットが必要だ。マレーシアリンギットの現金がなかったのでクレジットカードで良いか聞いてみたのだが、日本円でも大丈夫らしい。

1,000円のデポジットを支払って、ミネラルウォーターとタオルが入ったバッグ、そしてカードキーを受け取って部屋に向かう。

「カプセル トランジット」のロビー

「カプセル トランジット」のロビー

ホテル内はまるでダンジョンのようになっていて、部屋番号を頼りに迷いながらもなんとか部屋にたどり着くことができた。

迷路のように入り組んだホテル内部

迷路のように入り組んだホテル内部

部屋の外観はまるで独房・・・と言うか秘密基地のようで、アラフォーのおっさんの子供心をくすぐる。

所狭しと部屋が立ち並ぶ

所狭しと部屋が立ち並ぶ

カプセルホテルなので大した期待はしていなかったのだが、室内は思ったよりも広かった。

シングルルームの室内。寝るには十分である

シングルルームの室内。寝るには十分である

乗り継ぎでスーツケースは飛行機に預けっぱなしだったので荷物は少なかったのだが、スーツケースも十分に入りそうだ(ちなみにホテルには荷物置き場もある)。

入り口はブラインドになっている

入り口はブラインドになっている

部屋ではWi-Fi(インターネット)も使えるし、コンセント、テーブルに鏡まであって意外にも快適に過ごすことができた。

収納式のテーブルと鏡

収納式のテーブルと鏡

マイナス点と言えば、部屋の入り口がブラインドなので盗難などが心配なこと、後は音が響くことだろうか(グループで騒いでいるおばちゃんがうるさかった)。

耳栓はホテルでも提供しているみたいだが、僕は旅先にはいつも愛用の耳栓を持参しているので、騒音はそれほど気にならなかった。

移動時やホテルなど旅行では耳栓は重宝するし、心配な方は事前に準備しておこう。

ホテルには共同シャワーがあるが、午前中にカトマンズのホテルを出発する前に浴びてきたので今回は利用しなかった。

なんだか押し入れで寝るドラえもんのような気分になりながら、空港内のコンビニで買ったハイネケンを狭い部屋でしみじみと味わい、久しぶりの祖国を思いながら深い眠りについた。

おわりに

翌日すっきりと目が覚めて、昼過ぎの羽田空港行きの飛行機に乗るためにホテルを後にした。

「カプセル トランジット」での滞在は思ったよりも快適なものだった。

もちろん、宿泊料金の安いカプセルホテルなので普通のホテルには適わないが、日本のネットカフェよりは寝やすかった。

クアラルンプール国際空港にはいくつかトランジットホテルがあるが、少しでも節約したい方には「カプセル トランジット」はおすすめだ。

久しぶりに日本に戻る安心感を胸に抱きながら、飛行機はクアラルンプール国際空港を離陸した。

エアアジアの飛行機

エアアジアの飛行機

予約

ホテル情報

公式サイト:https://capsuletransit.com/

住所と地図:Lot L1 – 2 & 3, Gateway, Terminal KLIA 2, KLIA International Airport