はじめに
ポカラのフェワ湖(ペワ湖)に浮かぶ小さな島に「バラヒ寺院」という2層のパゴダ形式のヒンズー(ヒンドゥー)教寺院がある。
この寺院にはシャクティ(地母神)の守護神で、アジマ神の化身とされる猪が祀られており、生贄として雄の動物が捧げられている。

フェワ湖に浮かぶバラヒ寺院
バラヒ寺院はフェワ湖の畔からボート(渡し船)に乗って簡単に訪れることができるので、フェワ湖を散歩したついでにでも立ち寄るのがおすすめだ。
バラヒ寺院への行き方(アクセス)
バラヒ寺院行きのボート乗り場は、レイクサイドのフェワ湖沿いに伸びる遊歩道の南端あたりにある。
ボートの料金は往復で100ルピー(約100円)だ。
ボート乗り場にはチケット売場があるが、窓口の人に聞いてみたところバラヒ寺院行きボートのチケットはここでは買えないらしく、ライフジャケットを借りてからボートに乗って直接支払えば良いらしい。

ボートのチケット売場
チケット売場の裏手に進むとライフジャケットを貸し出しているところがあるので、ここで10ルピーを支払ってライフジャケットを借りてボートへと向かう。
バラヒ寺院行きボートには多くの人が乗り込むので分かりやすいだろう。
いざ、バラヒ寺院へ
2つのボートを連結した上に座席が設けられている今にも転覆しそうなボートに乗り込み、いざバラヒ寺院へと向かう。

2人の漕ぎ手が巧みにボートを操る

バラヒ寺院が近づいてきた
沈まないかという不安をよそに、ボートは無事にバラヒ寺院がある小島へと到着した。
ボートの料金(100ルピー)は到着後に漕ぎ手に支払えば良い。往復料金を支払うが、帰りは別のボートに乗って帰っても大丈夫だ。

小島に到着後にボートの料金を支払う
バラヒ寺院の周辺は地元の人たちと観光客で賑わっていた。

バラヒ寺院がある小島。寺院の他にお土産屋もある
バラヒ寺院はどこか京都の寺院を思わせる造りとなっている。

2層のパゴダ形式のバラヒ寺院
寺院には猪が祀られているようだが、ヒンズー教徒らしき人たちが熱心にお参りをしていたので中に入るのはためらわれた。

バラヒ寺院の正面
余談であるが、ヒンズー教の施設はヒンズー教徒以外は入れないところも多く、異教徒には厳しいという印象を受ける。

お馴染みのガネーシャ像もある
寺院周辺の湖では大量の魚を見ることができる。

バラヒ寺院周辺のフィッシュポイント
バラヒ寺院がある島はとても小さくて見どころが多いわけでもないのだが、気軽にフェワ湖でボートに乗ることができるし、のんびりと過ごすには良い場所ではないだろうか。
マイナスイオンを浴びて癒され、再びボートに乗って小島を後にした。

バラヒ寺院を後にする
観光情報
入場料金:無料(渡し船は往復100ルピー、ライフジャケットレンタルは10ルピー)
住所と地図:Pokhara, Nepal
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。