はじめに
アレッピー(アラップーラ)からバックウォータークルーズで8時間かけて南にあるクイロン(コーラム)に到着後、次の目的地であるさらに南のバルカラ(ヴァルカラ)に向かう前にクイロンのホテルで1泊したので以下にそのレビューをしたい。
クイロンで宿泊したのは、ビーチ沿いにある5つ星の高級ホテル「ザ クイロン ビーチ ホテル&コンベンション センター(The Quilon Beach Hotel & Convention Center)」だ。
高級ホテルとは言っても、宿泊料金は税込みで1泊あたり6,500円弱とリーズナブルである。
予約にはいつも通りアゴダ(agoda)を利用した。
チェックイン
「ザ クイロン ビーチ ホテル&コンベンション センター」はコーラムビーチ沿いにある。

「ザ クイロン ビーチ ホテル&コンベンション センター」外観
アレッピーからのボートが到着するボート・ジェッティーからコーラムビーチまでは約2.5km。
ボート・ジェッティーで乗り込んだオートリキシャを降り、警備員が立つセキュリティゲートをくぐり抜けてホテルのロビーに入ると、大きなガネーシャの像が待ち構えていた。さすが5つ星ホテル、風格が違う。

ロビーにある大きなガネーシャ像
早速フロントでチェックインして、スタッフに部屋まで荷物を運んでもらった。
部屋
オーシャンビューの部屋はリゾート気分を盛り上げてくれること間違いなしだ。

「デラックスルーム シービュー」の部屋
高級ホテルはどこの国も大差ないしインドらしさを味わうことはできないなぁ・・・とは思ったものの、安宿とは異なり妙な安心感を覚える。

幅広の書斎デスク
部屋からはコーラムビーチを望むことができるが、ビーチを見ようと窓に近づいたところ思わぬ光景に唖然とした。

部屋からの眺め
窓の外には巨大な蜂の巣があり、大量の蜂が飛び回っているではないか。一体これどうやって取り除くんだろう。

窓の外では蜂が飛び回っていた
シャワー&トイレルームは清潔で、高級ホテルらしくアメニティ類も揃っている。

シャワー&トイレルーム

バスタブも付いている
レストラン
夕食
ホテルに到着したのは午後7時頃と遅く、この日はバックウォータークルーズの疲れも残っていたので、ホテルの1階にあるレストランで夕食を食べてゆっくりと過ごすことにした。
数日程度の旅行ならともかく、1ヶ月程度の長旅では少しでも疲れを感じたら無理せず早めに休んだ方が良い。
この日の夕食にいただいたのはマトンカレー。

ディナーのマトンカレー。羊肉は日本ではあまり食べる機会がない
マトンカレーは臭みもほとんどなく、今までインドで食べたカレーの中でも一番とも言える美味しさだった。
朝食
朝食はビュッフェ(バイキング)形式。

種類が豊富な朝食のビュッフェ
窓際の席に座り、プールとプールの向こうに見えるアラビア海を眺めながら優雅に朝食をいただく。

レストラン横のプール
朝食は高級ホテルらしく上品な味わいだった。
相変わらず料理の名前は覚えられないが、南インドの朝食にも大分慣れてきたように感じる。

レストラン内はこんな感じ
コーラムビーチ
ホテル前には大きなビーチが広がっていて、地元の人たちが波と戯れている姿を目にする。

波打ち際で子供たちが遊んでいる
さらに南の人気ビーチリゾートであるバルカラやコバーラムに比べると海はそれほど綺麗ではなく、砂浜にもゴミが散乱していた。
クイロンはビーチリゾートを求めて来るような場所ではないかもしれない。

コーラムビーチ
クイロンには1泊しただけでホテル周辺以外は見ることができなかったのだが、ムンロー島などの観光スポットもあるようなので時間がある人は訪れて見ると良いだろう。
チェックアウト
インドのホテルは一般的にチェックアウト時間が遅く、このホテルのチェックアウト時間も12時なのが嬉しい。
12時前にホテルを出ると、前日にホテルまで乗せてもらったオートリキシャのおじさんが待機していた。次の目的地であるバルカラまで連れて行ってもらう約束をしていたのだ。
オートリキシャやタクシーにピックアップを頼むと、意外にも時間より早く来て待ってくれている。インド人は時間にルーズだと思っていたのだが、お金が絡むと違うのだろうか。
それはともかく、オートリキシャに乗り込み、バルカラに向けてクイロンを後にした。
予約
住所と地図
Pallithottam-Beach Rd, Pallithottam, Thamarakulam, Kollam