【ザ フォート バンガロー】朝食が絶品!コーチン(コチ)のおすすめホテルでの宿泊

ザ フォート バンガロー(The Fort Bungalow)

はじめに

今回、フォートコーチン(コチ)では「ザ フォート バンガロー(The Fort Bungalow)」というホームステイ形式のホテルに滞在したので、以下にそのレビューをしたい。

「ザ フォート バンガロー」には合計で5泊して、宿泊料金は1泊あたり3,000円程度だった。

インドではホームステイと呼ばれるホテル(民宿のようなものだろうか)が多いようだが、「ザ フォート バンガロー」の宿泊料金は他のホームステイ形式の宿泊施設に比べるとやや高めに感じる(それでも日本の感覚だと1泊3,000円は安いが)。

僕はホテルの予約には大体いつもアゴダ(agoda)を利用しているのだが、クレジットカード前払いが基本のアゴダはこちらでは受けが悪いのか、南インドのケララ州に滞在中は、アゴダよりも宿泊施設で直接支払う形式のBooking.comを利用する機会が多かった(ちなみに同じグループ会社なので支払い方法以外に大差はない)。

ホテルの立地&外観

「ザ フォート バンガロー」は交通量の多い通りから一本中に入った、「Kunnumpuram Road」と呼ばれる細くて静かな通りにある。

ホテルがある細い通り(Kunnumpuram Road)

ホテルがある細い通り(Kunnumpuram Road)

ホテルはフォートコーチンの中ほどに位置しており立地は非常に便利だ。

フェリーターミナル(ボート・ジェッティー)や、チャイニーズフィッシングネットがあるビーチと海岸沿いの遊歩道、教会などフォートコーチンの見どころまで歩いて行くことができる。

サンタ・クルス聖堂の内部

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2018年6月24日

建物は奥まったところにあり、木のゲートの入り口は(特に夜になると)少々分かりづらい。

「ザ フォート バンガロー」入り口のゲート

「ザ フォート バンガロー」入り口のゲート

建物の外観はお金持ちの邸宅と言った雰囲気だ。

「ザ フォート バンガロー」の外観

「ザ フォート バンガロー」の外観

チェックイン

コーチン国際空港からタクシーでホテルに到着したのは夜の10時過ぎだった。

人の気配がせず、恐る恐る建物の中に入るがロビーには誰も見当たらない。

「ザ フォート バンガロー」のロビー

「ザ フォート バンガロー」のロビー

しばらくロビーに佇んでいると、お手伝いさんらしき女性がやって来て、オーナーらしき人物を呼んでくれた。

オーナー(多分)のジョセフはフレンドリーな印象で、スーツケースを持って2階の部屋に案内してくれた後、分かりやすい英語で部屋の設備を色々と説明してくれる。

建物の内部はフォートコーチンらしくコロニアルな雰囲気を醸し出している。

「ザ フォート バンガロー」の内部

「ザ フォート バンガロー」の内部

1階には中庭がある

1階には中庭がある

部屋

部屋は木製の調度品に味があるクラシックな造りで、なんだか昔オーストラリアでホームステイしていたときの事を思い出した。

シングルベッドを2つ合わせた幅広のベッド

シングルベッドを2つ合わせた幅広のベッド

木製のデスクは使い心地が良い

木製のデスクは使い心地が良い

Wi-Fi(インターネット)は繋がるがスピードはそれほど早くなく、メールチェックやページの閲覧にはさほど問題はなかったが、ブログで写真をアップロードするのにはかなりの時間を要した。

プラグタイプはBやB3を持っていれば大丈夫だろう。インドではこの2タイプで困ることはなかった。

シャワー&トイレルームは広々としており、温度の調節が難しいもののしっかりとお湯が出る。

シャワールーム

シャワールーム

「ザ フォート バンガロー」でも同様だったが、インドのホームステイや安ホテルではリンス、ドライヤー、ティッシュ(そしてもちろん歯ブラシも)がないのが結構普通のようなので、安宿に泊まる予定の方は持参して行った方が良いだろう。

ルームクリーニングは初めのうちは毎日やってくれたのだが、最後の2日間だけオーナー家族がバカンスに行ってしまったようでルームクリーニングがされた形跡はなかった。

代わりにおじいちゃんとおばあちゃんが留守番をしていたので、頼むのもなんだか気が引けてしまった。

朝食

朝食は1階にある広間でいただく。

朝食を食べる広間

朝食を食べる広間

朝食時間は8時半から10時半と遅めだ。

インドの他のホテルにも言えることだが、朝食は結構なボリュームがあるので、少し遅めの時間にしっかりと食べると昼食が要らないのが嬉しい。

広間には大きな丸いテーブルがあり、他の宿泊客と相席になることもしばしばだ。

初日はインドで働いているらしいイギリス人のおじさんと相席になったのだが、このおじさん、食事に対して「ラブリー」を連発していて可愛い。日本人のおじさんであればともすれば気持ち悪いが、今度使わせてもらおう。

インドはかつてイギリスの植民地だったが、インド人にとってイギリス人はどんな存在なんだろう?特別な存在であることは間違いないだろうが、中には悪い感情を持っている人もいるのだろうか?とふと疑問に思った。

それはともかく、「ザ フォート バンガロー」の基本的な朝食メニューは以下の通りとなる。

  • フルーツ
  • パン
  • オムレツ
  • メインディッシュ
  • ティー(チャイ)またはコーヒー

初日の朝にいただいた朝食メニューを以下にご紹介したい。

フルーツ。スイカ、パイナップルにパパイヤらしきものが入っている

フルーツ。スイカ、パイナップルにパパイヤらしきものが入っている

パン。バターとジャムでいただく

パン。バターとジャムでいただく

トマトとオニオン入りのオムレツ。プレーンも選択可能だ

トマトとオニオン入りのオムレツ。プレーンも選択可能だ

スパイスの効いたスープに炭水化物のメインディッシュ

スパイスの効いたスープに炭水化物のメインディッシュ

ホットコーヒー

ホットコーヒー

2日目以降の朝食メニューもメインディッシュを中心に以下にいくつかご紹介したい。

別の日の朝食メニュー

別の日の朝食メニュー

スープはどれもスパイスが効いていて美味しかった

スープはどれもスパイスが効いていて美味しかった

カレー味のじゃがいもが入ったクレープのようなもの

カレー味のじゃがいもが入ったクレープのようなもの

せっかくなのでチャイ(インドのミルクティー)をいただく

せっかくなのでチャイ(インドのミルクティー)をいただく

朝食は家庭的な優しい味でどれも美味しく、ボリュームはあったが毎日完食してしまった。

チェックアウト

チェックアウト時間は12時とゆっくりできるのが嬉しい。

フォートコーチンらしいクラシックな邸宅でホームステイ気分を味わい、美味しい朝食をお腹いっぱい食べて次の目的地であるアレッピーへと向かった。

フォートコーチンで格安の宿泊先を探している方にはおすすめのホテルだ。

予約

ホテル情報

公式サイト:http://thefortbungalow.com/

住所と地図:1/1046 C, Kunnumpuram Road, Fort Kochi