【クタビーチ】バリ島一の繁華街にあるサーフィンと夕日が有名な観光名所

クタビーチからインド洋に沈むサンセットを望む

バリ島最大の繁華街クタ地区

初めてのバリ島では島で一番の繁華街であるクタ地区に滞在した。

クタ地区は昔は小さな漁村だったが、インドネシア国外からサーファーやヒッピーなどが集まるようになって発展してきたようだ。

ナイトスポットとしても有名なクタ地区中心のレギャン通りにはバーやクラブが立ち並び、夜になると観光客が集まって騒がしい。クラブには若い欧米人観光客の姿も目立ち、さながら六本木のようであった。

レギャン通りを歩く

レギャン通りを歩く

通りを歩いているとなんだか怪しい客引きも多く、人が多くて賑やかなビーチリゾートが嫌いな僕はうんざりさせられたものだ。

バリ島は有名なビーチリゾートだけあって期待していたのだが、期待との落差が大きかったという点で、セブ島と並んで最もがっかりしたスポットの1つである。

初めての土地ということもあって人の多い地区に滞在したのが間違いだったかもしれない。今度バリ島に訪れる時は、人の少ない静かなビーチエリアに滞在したいと思う。

クタ地区で滞在したホテルはレギャン通りにある「ハーパー クタ ホテル(Harper Kuta Hotel)」。

ホテル予約サイト「アゴダ(agoda)」の高評価をもとに選んだのだが、部屋はなかなか広くて快適で、レストランの料理も美味しく、プールもあってリゾート気分を味わうことができた。クタ地区でホテルを探している方にはおすすめだ。

不満点と言えば、バリ島では普通なのだろうか、水道水の色が茶色っぽく、口に含むと変な味がしたのを覚えている。ミネラルウォーターで歯磨きをしたのはこの時が初めてである。

「ハーパー クタ ホテル」をアゴダでチェック

サーフィンと夕日の名所クタビーチ

滞在している「ハーパー クタ ホテル」からクタビーチ(英語表記:Kuta Beach)へは徒歩数分程度だ。

治安があまり良くないのか、路地裏を歩いてビーチに向かおうとすると、ホテルの案内係からボディーバッグを前にかけるように言われる。

クタビーチの全長は5kmほどあるようで、かなり大きなビーチだ。世界中からサーファーが集まってくる島だけあって、クタビーチでもサーフィンなどマリンスポーツを楽しんでいる人が多い。

クタビーチ(Kuta Beach)

クタビーチ(Kuta Beach)

海は正直汚い・・・と言うほどでもないが、波があるので透明度は高くない。毎年訪れる宮古島の綺麗なサンゴ礁の海が基準になってしまったせいか、最近は海を見て感動するということもめっきり減ってしまった。

近年クタビーチではゴミの漂着が問題になっているようだが、僕がバリ島を訪れた2016年の5月には、砂浜にはゴミが目立つということはなかった。

全長5kmにも及ぶ砂浜が広がる

全長5kmにも及ぶ砂浜が広がる

何にせよ僕は一人では海水浴はしないので、いつも通りビーチでだらだらとビールを飲みながら過ごすことにした。

ビーチの売店でビンタンビールを買い、砂浜に並べてある椅子に腰掛けて海を眺めながらのんびりとした時間を過ごす。

東南アジアのビーチリゾートではお決まりの感があるが、ビーチチェアに座っていると、次々に物売りがやって来て話しかけてくる。以前は日本人観光客も多かったのか、中には日本語が堪能な人もいる。

西に面しているクタビーチは夕日スポットとしても有名で、夕暮れ時になると、多くの観光客がインド洋に沈むサンセットを眺めようと浜辺に集まってくる。

夕暮れ時のクタビーチ

夕暮れ時のクタビーチ

この日はあいにくの天気だったが、それでも海沿いでビールを飲みながら、日本にはない色鮮やかに移りゆく南国の空をのんびりと眺める時間は最高である。

クタビーチからインド洋に沈むサンセットを望む

クタビーチからインド洋に沈むサンセットを望む

バリ島に来たら、是非一度は夕日を見るためにクタビーチを訪れて欲しい。

クタビーチの地図