バリ島に滞在中、ウブドにあるモンキーフォレストを観光してきた。モンキーフォレストは、12.5ヘクタールの敷地内に約700匹もの野生猿が生息する緑豊かな自然保護区だ。
バリ島一の繁華街であるクタからモンキーフォレストがあるウブドへは車で1時間~1時間半程度で行くことができる。
この日は滞在しているホテルがあるクタ地区からタクシーをチャーターして、まずはウブドに行ってモンキーフォレストを観光し、その後タナロット寺院で夕日を見て帰ってくることにした。正確には覚えていないが、タクシーチャーターの料金は半日で数千円程度だった。
ウブドはバリ島の中ほどにある田園風景が広がるのどかなエリアだ。ウブドのメインストリートであるモンキーフォレスト通りを南に歩くと、突き当たりにモンキーフォレストがある。
モンキーフォレスト通りにはレストランやお土産屋の店舗が立ち並ぶので、ゆっくりとウブドに滞在して、食事や買い物を楽しむのも良いかもしれない。
入場料金を支払ってモンキーフォレストの敷地内へと入る。敷地内は緑が広がった公園のようになっていて、その名の通り猿をそこら中で見かける。
バリ島の猿は尻尾が長い。日本人にとっては猿は馴染み深い動物だが、欧米人にとっては珍しいのか、欧米人観光客が猿にエサをあげている姿をよく目にする。
モンキーフォレスト内には3つの寺院があり、その中でも一番大きな寺院がシバ神を祀る「プラ・ダレム・アグン(Pura Dalem Agung)」だ。
なんでもモンキーフォレストは「聖なる森」として知られるようで、バリ島でも有名なパワースポットらしい。
敷地内にはバリ島らしい彫刻が施された石像も多く、「神々の住む島」と呼ばれるバリ島らしい雰囲気を存分に味わうことができる。
モンキーフォレスト内を奥に進んで行くと、豊かな森の中に川が流れるマイナスイオンたっぷりの場所にたどり着いた。周囲にはガジュマルの木が生い茂り、神秘的な雰囲気を漂わせている。
観光客が集まる賑やかなビーチリゾートエリアのクタとは違う、のんびりとしたバリ島の雰囲気を味わいたい方には、ウブド、そしてこのモンキーフォレストはおすすめの観光スポットだ。
モンキーフォレスト内は結構広いので、観光所要時間は少なくとも1時間は欲しいところだ。できればのんびりと過ごして、大自然の中お猿さんと戯れて欲しい。
なお、後から知ったのだが、猿に噛まれたりすると狂犬病になる危険性もあるようだ。モンキーフォレストの猿は人に慣れていておとなしいので触られることもなかったのだが、くれぐれも怒らせたりしないように気を付けよう。露出度が高い服装も避けた方が無難かもしれない。
観光情報
営業時間:8:30~18:00
入場料金:大人50,000ルピア、子供40,000ルピア
公式サイト(英語):https://www.monkeyforestubud.com/
行き方(アクセス):クタから車で1時間~1時間半程度
住所と地図:Jl. Monkey Forest, Ubud
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。