シンガポールには5月に訪れたのだが、どうやら5月は最も気温が高い時期のようで、日中はとにかく暑かった。
日本の夏のようなジメジメ感こそないものの、日差しが強くて、まともに外を歩いていられない。
しかし、夕暮れ時のリバーサイドは気温が下がって過ごしやすいので、散歩をするのにはおすすめだ。また、リバーサイドから見るシンガポールの街並みは綺麗(特に夕暮れ時や夜景)なので、絶好の撮影スポットでもある。
シンガポール川沿いからマリーナ湾までを散歩しながら写真を撮ったので、以下にいくつかご紹介したい。
シンガポール川沿いには高層ビルが建ち並び、夜になるとライトアップされる。
シンガポールでは景観をとても大事にしているようで、ガムを持ち込んだり、ゴミをポイ捨てしたり、ツバを吐いたりすると罰金が科されるようである。
その成果もあってか、とにかく道路は綺麗である。外国人が日本に来ると道路が綺麗なことに驚いたりすると言うが、シンガポールの道路はそれに輪を掛けて綺麗なのである。
シンガポールのリバーサイドにはレストランも多いが、値段はそこそこ高く、景色の良い川沿いのレストランに入って料理を1~2品頼み、ビールを1~2杯(1杯10ドル以上する)飲むと、すぐに100ドル近くまで行くのは普通である。
フードコートで食べる料理は安かったりするのだが、リバーサイドのレストランでディナーをすると、シンガポールが世界一物価が高いと言われているのも納得だ。物価が高くて有名な東京やシドニー以上だったりするのである。
シンガポール川沿いの遊歩道をマリーナ湾に向かって歩くと、今やマーライオンと並んでシンガポールのアイコンとも言えるマリーナベイ・サンズが見えてくる。
さすが南国だけあって、夕暮れ時のシンガポールは空が青くて綺麗で、日が沈むにつれて徐々にライトアップされていくマリーナベイ・サンズも美しい。
対岸には、シンガポールの象徴であるマーライオンがそびえ立つマーライオン公園がある。シンガポールを訪れる人は、誰もがこの地を目指すのではないだろうか。
シンガポールは2泊3日の短い滞在だったので、かなり駆け足になってしまい、人気の観光スポットであるマーライオン公園とマリーナベイ・サンズの展望台を訪れ、そしてリバーサイドでビールを飲んだりディナーを食べたりした以外は何をしたのかあまり覚えていない。
物価が高いのが残念だが、シンガポールは人は親切、シーフードは美味しくて街並みは綺麗で、しばらく住んでみたいと思われてくれる街(国)である。また次回訪れた時には、ゆっくりと色々な場所を見て回りたいと思う。