はじめに
2018年1月に与論島(よろんとう、またはよろんじま)を訪れた。
与論島は沖縄本島の少し北、鹿児島県の最南端に位置する人口約5,000人、一周約21kmの小さな離島である。
沖縄県の離島ばかり訪れている僕が今回初めて与論島を訪れることになったのは、与論島の海は沖縄の離島に負けないくらい綺麗だと噂で聞いたので、この目で確かめてみようと思ったからだ。
確かに、沖縄県の離島である宮古島や波照間島と同じく、サンゴ礁が隆起してできた与論島の海は綺麗だった。
宮古島の海の色がエメラルドグリーン、波照間島の海の色がディープブルーだとするならば、「ヨロンブルー」と呼ばれる与論島の海の色は「ソーダ水」または「ラムネ色」という表現がぴったりの優しい青色なのである。
しかし、滞在中は風が強くて天気が悪い日も多かったこともあるが、冬の与論島は寒かった。
南国の離島というイメージがあったので冬でもそれなりに日差しが強くて暖かいと思っていたのだが、少し南に位置する沖縄本島の那覇に比べてもかなり寒く感じる。
滞在中天候に恵まれなかったのは残念だが、ビーチに囲まれた与論島の海の美しさは十分に堪能することができたし、観光客が少ない冬の静かな与論島を楽しむことができた。
与論島は歩いて回れるほどのサイズ感も丁度良い。
また、人口5,000人ほどの小さな島にもかかわらず市街地は思ったよりも発展しており、ホテルや飲食店なども数多く生活するのにそれほど不便を感じないのも魅力的だ。
これまで数々の沖縄の離島を訪れたが、それらの離島と比べても与論島はかなりおすすめの離島である。
与論島の美しい海を見て鹿児島県の離島にも興味がでてきたので、これからは奄美群島やトカラ列島なども訪れて行きたい。
当ブログに書いた与論島に関する記事を以下にジャンル別にまとめてみたので、与論島旅行に行く際にでも参考にしていただけたら幸いである。
なお、今回は残念ながら「幻の白い砂浜」と呼ばれる百合ヶ浜を訪れることはできなかったが、また次回与論島旅行に来た際の楽しみに取っておきたい。
アクセス
与論島には那覇か鹿児島経由の飛行機でアクセスできる。
ホテル
与論空港近くにあるコテージタイプのおしゃれなホテル。
観光スポット
ビーチ
映画「めがね」のロケ地となった観光客に人気のビーチ。
与論島を歩き回ってビーチを中心にご紹介。
与論島の北西部にも静かなビーチが点在している。
名所・史跡など
与論空港近くのヨロン駅は必見。
与論島の大地が地下水によって浸食されてできた鍾乳洞。
絶景が楽しめる与論城跡(琴平神社)と映画「めがね」で使用された自転車が展示されているサザンクロスセンター。
与論島が一望できる神話伝説の残る丘。
飲食店
居酒屋
モリンガ麺などの現地グルメが堪能できる家族経営のアットホームな居酒屋。
与論島で一番人気の海鮮居酒屋。
広くてゆったりとした造りの新しい居酒屋。
レストラン
地元の食材が堪能できるおしゃれな鉄板焼きレストラン。
もずくそばと餃子が美味しいパラダイスビーチ前のレストラン(食堂)。
カフェ
与論島の姉妹都市であるギリシャのミコノス島の雰囲気が漂うおしゃれなカフェ。
バー
与論島のナイトライフと言えばバー巡り。
その他
旅行に行く前に与論島が舞台となった映画を観て予習しよう。