宮古島の市街地から比較的近くにある夕日スポットをいくつかご紹介しよう。
北から順に、まずは砂山ビーチ。市街地中心部からは約4.5km。宮古島を訪れるのは毎年11月だが、この時期は砂山ビーチから夕日が沈むのは見えないようだ。夕日が沈む地点は完全に隠れている。夕暮れ時の景色は綺麗だと思うが、この日はあいにく天気が悪かった。
次に市街地から最も近くにあるパイナガマビーチ。市街地中心部からは1km程度で歩いて行くことが出来る。夕暮れ時のパイナガマビーチではのんびりしている人もよく目にする。僕も夕暮れ時にこのビーチで散歩したりランニングしたりするのが好きだ。初めて来た人は、市街地近くにも関わらず海が綺麗なことに驚かされるだろう。しかし、宮古の人たちからすると、ここの海は汚くてとてもじゃないが泳げないらしい。空が広いので、夕暮れ時は空が綺麗に見えるが、ここも今の時期夕日が沈む地点は隠れていて見ることが出来ない。観光で宮古島を訪れていて知り合った人たちも、ここの夕日が有名らしく見に来たそうだが、沈む夕日を見ることが出来ず残念がっていた。
最後に、市街地から伊良部大橋に行く途中のトゥリバー地区にあるみやこサンセットビーチ。市街地中心部からは約3km。人工ビーチなので、ビーチはそれほど綺麗なわけではないが、ここからは伊良部大橋と橋の向こうに沈む夕日を見ることが出来る。夕日を見に来ている観光客や散歩をしている地元の人たちもちょくちょく目にする。
ビーチも伊良部大橋も新しいものなので、みやこサンセットビーチは宮古島の新しい観光名所と言えるだろう。今回、宮古島での滞在で夕日を一番綺麗に見ることが出来たのはここだった。伊良部大橋の向こうに沈む夕日は美しい。ここであれば、時期を問わず綺麗な夕日を見ることが出来るのではないだろうか。
どのビーチも市街地から近く簡単に行くことが出来る。市街地から近いとは言っても、それほど人が多いわけではなく、景観の美しさも侮れない。宮古島に来て市街地に滞在しているのであれば、まずはこの3つのビーチを訪れてみて欲しい。そしてこの時期に夕日を見るのであれば、みやこサンセットビーチがこの中で一番のお勧めスポットだ。