今回、那覇経由で与論島に行くにあたって、行きと帰りに那覇でそれぞれ1泊したのだが、その際に泊まったのが「かりゆしLCH泉崎県庁前」だ。
「かりゆしLCH泉崎県庁前」は那覇市街地の中心部にあり、国際通りや那覇バスターミナルにも近いので観光に便利な立地である。
ホテルの予約はいつも通り「Agoda(アゴダ)」で行った。今回の那覇での滞在はトランジット(乗り継ぎ)でホテルにはそれほどこだわらず、格安料金(1泊あたり4,000円弱)と高評価からこのホテルに決めたのだが、結論から言うと大正解だったように思う。
沖縄のリゾート感は全くなく、設備も最低限しかないホテルだが、今後観光やビジネスで那覇を訪れる際(ビジネスで訪れる事はないと思うが)にもまた利用したいと思う。
フロント&サービス
フロントスタッフの対応は丁寧で、しっかりとしたビジネスホテルという印象を受ける。
ホテル内にはレストランやコインランドリーなどの設備もないようなので、長期滞在には不向きかもしれない。また、荷物の預かりもしていないようなので気を付けよう。
部屋
本館
最初に泊まったのは本館のシングルルーム。かなり狭い、と言うかコンパクトにまとめられている。新しいホテルらしく、部屋は綺麗で清潔だ。
デスクスペースも十分にあるので、PCで作業するのに不便は感じない。那覇のホテルでは当たり前だが、Wi-Fi(インターネット)も利用可能だ。飲み物はないがケトルは置いてある。
階段を上がっていくと高床式ベッドがある。この高床式ベッドのおかげで、部屋は実際の面積よりもかなり広く感じる。
実は、このホテルに宿泊する決め手となったのがこのベッドだった。ロフトベッドは昔からの憧れで、押し入れで寝るドラえもんよろしく、この秘密基地感が子供心をくすぐるのだ(おっさんだけど)。下に落ちることもなく、快適に眠ることができた。
シャワーとトイレ(ウォシュレット付き)も清潔だ。このホテルでは宿泊料金が安くなっている分、バスアメニティ(シャンプー、リンス、ボディソープ、歯ブラシなど)が置いていないのが最大の特徴である。なお、タオル類やドライヤーは置いてあるので安心しよう。
バスアメニティは一階の自動販売機で購入することができる。コンビニ(ローソン)も併設されているので、面倒なのを除けばそれほど困ることはないだろう。
別館
2度目にこのホテルに宿泊した際、シングルルームからダブルレギュラールームにグレードアップしてくれた。ダブルレギュラールームは本館から少し歩いた別館にある。
ダブルベッドが置いてある部屋のスペースは、シングルルームに比べるとかなり広く感じる。新しく清潔な部屋にはどことなく高級感さえ漂う。大阪や東京だと1泊1万円くらいは取られそうである。
デスクスペースもゆったりとしており、特に座り心地の良い椅子が気に入っている。アメニティ類に関してはシングルルームと同じだ。
ダブルレギュラールームはシングルルームとそれほど料金が変わらないので、高床式ベッドにはあまりそそられない方にはこちらの方がおすすめだ。
アクセス&予約
住所
那覇市泉崎1-11-8
地図
行き方
ゆいレール(沖縄都市モノレール)の旭橋駅と県庁前駅から徒歩約5分。那覇空港からのアクセスも便利だ。なお、ホテルには駐車場はない。