与論島で滞在しているホテル「イチョーキヴィラ」のすぐ近くに、「鉄板焼MARARA(マララ)」という一軒家レストランがあったのでディナーを食べようと入ってみることにした。

「鉄板焼MARARA(マララ)」外観
「鉄板焼MARARA」は、茶花(ちゃばな)市街地から大型リゾートホテルの「プリシアリゾートヨロン」方面に歩いて10~15分くらいのところにある。
鉄板焼レストランだが、店内はどこかイタリアンレストランを思わせるおしゃれで綺麗な内装だ。

「鉄板焼MARARA」店内。外には海を見渡すことができるテラス席もある
ゆったりとしたカウンター席は1人で食事をするのにもおすすめだ。

「鉄板焼MARARA」カウンター席
このお店は漁師であるオーナーと本州出身(与論では「旅の人」と言うらしい)のお姉さん2人で切り盛りしているようだった。
カウンター席に座り、まずは生ビールとお通しをいただく。

サッポロ生ビールとお通し(牛すじとこんにゃくの煮物)
最初に前菜として鮮魚のカルパッチョをいただいた。

鮮魚のカルパッチョ。この日の鮮魚はチビキである
チビキの身はプリプリでソースも美味しく、シャキシャキの島野菜との相性も抜群だ。
魚のカルパッチョはどこかクセのあるお店が多いが、「鉄板焼MARARA」のカルパッチョは素直に美味しいと言える一品だった。
続いて、漁師のオーナーが海に潜って獲ってきたらしいマガキ貝のボイルをいただく。

マガキ貝のボイル。これぞ与論島の現地グルメだ
爪を引っ張って貝から身を取り出し、醤油につけていただく。

マガキ貝の身
マガキ貝は見た目は少しグロテスクなのだが、味は美味しくて手が止まらず、ペロリと平らげてしまった。
そう言えば鉄板焼きのお店にもかかわらずグリル料理を食べていないな・・・と思い、お次は山芋のステーキをいただいた。

山芋のステーキ。山芋は単純に焼いても美味い
山芋のシャキシャキ、トロトロとした食感は食欲を増進させてくれる。
料理の盛り付けもなんだかおしゃれで、与論島ではなく南麻布で食事をしているような気分になってきた。
気分が良くなってきたところでグラスワイン(白)をオーダー。

グラスワイン(白)。このお店はボトルワインの種類も豊富だ
ついついワインを傾けたくなる店内の雰囲気で、女性と一緒であればボトルワインを1本開けて海を眺めながら乾杯・・・と行きたいところだが、残念なことにおっさん1人なのでどうしようもない。
ゆっくりとワインを楽しみながら胃を休ませた後、メインに黒毛和牛ステーキをいただくことにした。
牛肉の部位は日によって異なるみたいだが、この日のメニューには肩三角(かたさんかく)とミスジがあり、肩三角の100gをライスと共に注文。

肩三角のステーキ(100g)とライス。ステーキは塩、ポン酢、ステーキソースでいただく
牛肉は丁度良い歯ごたえで、脂がしつこくなくいくらでも食べられそうだった。

絶品の黒毛和牛ステーキ
食後にはせっかくなので与論島産の黒糖焼酎「島有泉」をいただいた。

飲みやすい「島有泉」。ロックなのになみなみと注がれるのは離島の常である
美味しい料理とお酒ですっかりと胃袋が膨張しているのか、さらに食後のデザートとしてティラミス大福をいただく。

ティラミス大福
この日はかなり食べたような気がするが、お会計は6,000円ちょいと南麻布などで食べるのに比べたら安いものである。
与論島イチオシのお店です!
その他の料理メニュー
「鉄板焼MARARA」はホテルからすぐ近くにあったこともあり、約1週間の与論島滞在中に合計で3度訪れた。
このお店で他に頼んだ料理を以下にご紹介したい。
いただいた料理はどれも美味しかったが、特に僕が気に入っているおすすめのメニューは鮮魚のカルパッチョと黒毛和牛ステーキだ。

島ダコの鉄板焼。ぐにゅぐにゅとした食感がたまらない

オムレツ。ふわとろの食感だ

鮮魚のカルパッチョ。こちらはハタである

豚玉お好み焼き(月見のせ)。大阪人も納得の味だ
店舗情報
営業時間:17:00~22:00(土日祝日は11:00~14:00のランチも営業)
定休日:月曜日
住所と地図:鹿児島県大島郡与論町立長193
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。