与論島滞在中、ヨロン駅を訪れてきたので以下にご紹介したい。
ヨロン駅の先にある遊歩道から見る景色は与論島でも一二を争うほど美しく、今回の与論島旅行で一番お気に入りの場所となった。
与論島に来たら是非訪れて欲しいおすすめの観光スポットだ。
ヨロン駅への行き方
ヨロン駅は与論空港のすぐ近くにある。
空港から徒歩でアクセス可能なので、出発の飛行機を待っている時間を使って観光するのもおすすめだ。
与論空港の入り口を出て左にしばらく歩くと「ヨロン駅入口(15)」と書かれた目印があるので、ここから素朴な農道へと入っていく。
サトウキビ畑ではキビ刈りをしているおじいちゃんがいた。与論島でよく見かけるのどかな風景だ。
天の川銀河鉄道本線ヨロン駅
農道を過ぎたところにヨロン駅がある。
ヨロン駅からは沖縄・ヨロン・鹿児島を結ぶ夢の路線が走っているらしいが、もちろんオブジェがあるだけで実際に海の上を列車が走っているわけではない。
ヨロン駅の隣にはフバマビーチという静かなビーチがあり、ヨロン駅手前の小道から下りていくことが可能だ。
ヨロン駅から絶景の遊歩道を歩く
ヨロン駅自体は正直大したことはないのだが、ヨロン駅から伸びる尾道遊歩道(びどうゆうほどう)からの絶景は必見だ。
この日は1月ということもあってか遊歩道には人影はほとんどなく、絶景を独り占めすることができた。
「ヨロンブルー」と呼ばれるソーダ水のような青い海を背景に、空に向かって伸びているかのようなこの一本道にはまさに「天国への道」といった表現がしっくり来る。
遊歩道から眼下に望む与論島の海は透き通っていて、遠くには沖縄の島々を望むことができる。
ここはまさに鹿児島の最西南端で、どこまでも続きそうな遊歩道を歩いていると、本当に沖縄と鹿児島を結ぶ夢の路線が見えてくるような気がした。
遊歩道は与論港(供利)まで続いており、ここからぐるっと道路を回って与論空港まで戻ることも可能だ。
ヨロン駅の遊歩道からの景色は他の離島でもなかなかお目にかかることができない美しいものだった。
ついつい綺麗なビーチばかりが注目されがちな与論島だが、ここからの絶景も見逃せないので、与論島に来たら是非訪れて「ヨロンブルー」と呼ばれる美しい海を心ゆくまで味わって欲しい。
観光情報
アクセス:与論空港から徒歩数分
駐車場:あり
住所と地図:鹿児島県大島郡与論町立長