与論島からのブログ更新だ。離島に滞在していると思考がクリアになるので、文章を書くには最適な環境(飲み過ぎてしまうのが難点だが)だと改めて思う。
さて、最近英語サイトに引き続いて日本語サイト(本ブログのこと)にもWordPress(ワードプレス)のテーマ「ストーク(STORK)」を導入したので、実際に導入してみて感じたメリットとデメリット(注意点)についてご紹介したい。
なお、「ストーク」は1回の購入で1つのサイト(WordPress)にしか使えないので、サブドメインをメインドメインとは別のWordPressで運用する場合も新たに購入する必要がある。零細ブロガーの僕にとってはかなりの痛手である。
目次
メリット
単純に見た目が良くなった(デザイン性が向上した)
「ストーク」は有料(税込10,800円)で人気のテーマだけあって、おしゃれなデザインだ。本ブログのトップページを見てもらえれば分かると思うが、スライダーを使って写真をたくさん載せられるので、写真を多用する旅行ブログにはぴったりのテーマである。
「モバイルファースト」を売りにしているだけあって、スマホからも見やすい。デザイナー歴が長い僕の友人も「すごい見やすいぞ!」とコメントしていた。
PV(ページビュー)が増えた
まだ導入したばかりなので断定はできないのだが、「ストーク」にしてからPV(ページビュー)が増えたように思う。
PVが増えた理由としては、見栄えが良くなったことと記事が読みやすくなったこともあると思うが、その他にも、個別記事のページで同カテゴリの記事を紹介してくれる機能がデフォルトで付いている、トップページのスライダーでおすすめ記事を紹介できる、見やすい関連記事リンクをショートコードで記事内に簡単に貼ることができる、などもあると思う。
AdSense(アドセンス)広告が貼りやすい(収益アップ)
「ストーク」では、WordPressのウィジェット機能を使って、PCとスマホ別に簡単にAdSense(アドセンス)広告を貼ることができる。
僕が気に入っているのは、「ストーク」のウェブサイトは、「728×90」のビッグバナー広告(トップページおよび記事の上下)、「336×280」のレクタングル大(サイドバー)を貼るのにピッタリのサイズだと言うことだ。
以前利用していたテーマ(後述)では、サイトの横幅の関係で主に「300×250」のレクタングルを使用していて、ビッグバナーも貼ることができなかった。
AdSense広告は一般的に大きいサイズの方が効果的と言われている。広告収益に関しては現在検証中だが、広告のクリック率は先月までに比べてアップしており、PV数がアップしたこともあってか、「ストーク」を導入した今月は過去最高の収益を計上している(偶然かもしれないが)。
デメリット
サイトが重たい
画像を多用しているせいか、特にスライダーを使っているトップページが重たいように思う。写真が不可欠な旅行ブログでは、サイトの重さは大きな悩みのタネだ。
日本国内で光回線やスマホ(ちなみに僕はドコモ回線だ)で利用する場合にはそれほどストレスは感じないが、インターネット環境の悪い国や沖縄の小さな離島ではサイトの表示に時間がかかるかもしれない(まだ試してはいないが)。このブログもそうだが、旅行ブログではそのようなところからのアクセスも多くなるだろうから若干困りものである。
画像を再挿入する必要があった
僕が以前使用していたWordPressのテーマは「BizVektor Vast」というテーマなのだが、「ストーク」に変更したところ、個別記事ページ一番上のアイキャッチ画像、そして記事内に挿入した画像のサイズがいずれも「ストーク」のサイトで使用される画像サイズに比べて小さくなってしまい、サムネイル画像を一括で再生成してくれるWordPressプラグイン「Regenerate Thumbnails」を使ってみてもこれらの画像サイズは変わらなかった。
このブログの記事数は現時点で200以上あり、全ての記事に手動で画像を再挿入するのは大変な手間がかかる。一気にやるとストレスでハゲそうだったので、各記事の見直しと書き直しを行う段階で1つずつ再挿入していくことにした。全ての画像を再挿入するまでは1年くらいかかるかもしれない(まぁ、放っておいてもそれほど大きな問題ではないが)。
もちろん今使用しているテーマにもよるだろうが、後からテーマを変更すると手間がかかることがあるので覚えておこう。
まとめ
結論として、WordPressテーマを「ストーク」に変更したときの、テーマ変更に伴う手間を除いた実質的なデメリットは重たいだけ(少なくとも今のところは)で、メリットは大きいので、テーマを変更して良かったと思う。
有料テーマなのでコストは結構かかったが、PV数はアップしているし、しばらくすれば回収できるだろう(そうでないと困る)。
上述の通り、記事の増えた段階でテーマを変更するのは面倒なことになる恐れがあるので、導入を考えている方はなるべく早めに導入することをおすすめする。できれば新たにサイトを作成する段階がベストだ。
WordPressテーマ「ストーク」