宮古島の市街地中心部の近くに、「くになか食堂」というてんぷらで有名なお店がある。
僕がいつも利用している市役所近くのウィークリーマンションからは歩いて5分くらいなので、宮古島滞在中はよく訪れるお店だ。市役所近くの交差点を少し北に進むと「スーパーなかそね」があり、その交差点を少し右に曲がったところにくになか食堂がある。

「スーパーなかそね」がある交差点を曲がったところ

くになか食堂外観
くになか食堂の隣には駐車場もある。交差点にあるスーパーなかそねの駐車場と紛らわしいので気をつけて欲しい。このお店は人気店らしく、地元の人たちだけでなく観光客の姿もよく目にする。カウンター席に加え、4人ほど座れる座敷席が3つある。お昼時に行くと座敷席は埋まっていることが多いが、混んでいない時間帯であれば一人で座敷席に座ることも可能だ。

くになか食堂の中
僕がこのお店に来たとき必ず注文するのが野菜そばとてんぷらだ。このお店には「くになかてんぷら」と書かれたてんぷら持ち帰り専用の入り口もあり、てんぷらだけを買いに来る地元の人も多い。てんぷらが有名なのはもちろんだが、ガイドブックに載っている野菜そばもこのお店を代表するメニューだ。
宮古島の市街地に滞在していると、飲み歩いてしまうことも多く体調不良になりやすい。また、外食ばかりで栄養も偏りがちになるので、野菜そばを食べて少しでも野菜不足を解消したいところだ。ここの野菜そばは野菜の量が多く、味付けも体に優しいので食べた翌日は体調が良くなる。

くになか食堂の野菜そばとてんぷら
野菜そばは600円、てんぷらは3個で100円と、リーズナブルな宮古価格だ。てんぷらの具は基本的に魚と野菜になる。てんぷらは大阪の天ぷらとは違い、ふわふわの食感で塩を付けていただく。
このお店の野菜そばはかなりボリュームがあり、観光客の女性が食べきれずに残しているのをよく目にする。野菜そばだけでもかなりお腹が膨れるが、ここに来たら名物のてんぷらは外せない。かなりお腹を空かせてから来ることをおすすめする。
宮古島のお店には座敷が多い。くになか食堂も島の食堂といった素朴な雰囲気で、壁に掛けられているメニューも沖縄感たっぷりだ。そば以外にも色々とメニューがあるが、このお店には野菜そばを食べに来ているので、野菜そばとてんぷら以外のメニューを注文したことはない。

くになか食堂のメニュー
くになか食堂では無料でセルフサービスのアイスコーヒーも提供している。アイスコーヒーはカウンター席の近くに置いてある。漫画などもあるので、お客さんが少ないときは島の食堂の雰囲気の中で食後にゆっくりとくつろぐのも良いかもしれない。
くになか食堂所在地:宮古島市平良東仲宗根38-1