英語サイトのWordPress(ワードプレス)テーマをストークに変更してみた!

このブログは地味に英語版があるのだが、ご存じだろうか?記事数もアクセス数もまだまだ少ないのだが、沖縄旅行の情報を中心に外国人向けに発信している。日本を訪れる外国人観光客も増える一方だし、もうすぐ東京オリンピックも開かれるので、京都や東京の情報も英文記事にしたいところなのだが、現在は日本語だけでもいっぱいいっぱいの状況なので、(少なくとも当分の間は)実現しそうにない。

今回は、以前から気になっていたWordPress(ワードプレス)のテーマがあったので、気分転換を兼ねて英語サイトのテーマを変更してみることにした。

テーマとは、簡単に言えばテンプレートのことである。今の人にはLINEの着せ替えとでも言った方が分かりやすいかも知れない。WordPressのテーマにはもともと用意されている無料テーマもあるが、有料テーマを購入してWordPressにインストールして使用することによって、プロっぽい見栄えの良いウェブサイトを簡単に作成することができる。

今回購入したのは、「コウノトリ」の意味を持つ「ストーク(STORK)」というテーマだ。「ストーク」は有名ブロガーを含めて多くのブロガーが使っている人気のテーマだが、値段は10,800円(税込)となかなか強気な値段設定で、さらに1回の購入で1サイトにしか使えないらしい。公式サイトから問い合わせたところ、1サイトとは1つのWordPressを意味するらしく、サブドメインでも別のWordPressで運用する場合は再度購入が必要なようだ(マルチサイト機能を利用する場合は1つのWordPressになるので1回の購入で大丈夫らしい)。

この日本語版のブログは(英語版に比べると)記事数もアクセス数もそれなりにあるので、不具合が起きてはまずいと思い、まずは英語版のブログで試して見ることにした。しかし、「ストーク」は日本語サイト用に作られたテーマなので、英語サイトで使おうと思ったら、日本語表示の部分を外したり変更したりする必要があった。WordPressにインストールしてから数時間の格闘の末、できたのが以下のサイトだ。

参照:「On The Run

「ストーク」の公式デモサイトと同じような構成で作ってみて、これからまだまだカスタマイズしていくのだが、とりあえずは綺麗なサイトが作れたように思う。

世の中の流れと一緒で、僕のブログもスマホ(スマートフォン)からのアクセスの方が多いのだが、「ストーク」はスマホでの使用を前提(PCで使えるのはもちろんだが)に開発されており、スマホからも見栄えの良いサイトが簡単に作成できる。

Googleアドセンスの広告も、PC用とスマホ用の広告を分けてウィジェットから簡単に貼り付けることができる。吹き出しやボタンなどを簡単に作成できるショートコードも豊富だ。

それにしても、こんな見栄えの良いサイトが数時間で作れるなんて、便利な時代になったものである。わざわざウェブデザインの学校に通って学び、コードを全て手打ちしてウェブサイトを一から作っていた時間はなんだったのか。まぁ、学んだ知識はカスタマイズするときにそれなりに役に立つから良いけれど。

ウェブサイトのデザインはそれなりに楽しいのだが、ブロガーとしては、デザインにはなるべく手間を掛けずに記事の執筆に集中したいものだ。「ストーク」はそれほど手間を掛けずに(とりあえず今のところは)綺麗なサイトが作れるので、僕のように面倒くさがりだけど見た目に対するこだわりが強い人間にはおすすめのテーマである。もちろん、機能性も抜群だ。

同じテーマを使っている人が多いので、他のブログとの差別化を図るのは難しいかも知れない。しかし、同じテーマを使っている人が多いということは、カスタマイズやトラブルなどに関する記事も検索すれば多く出てくる(使用しているのがブロガーだけに)だろうし、読者もデザインに慣れていて読みやすいということでもある。個性は文章や写真で出せば良い。

英語サイトで使い倒してみて、慣れてきたらこの日本語サイトにも導入する予定だ。ちなみに、後からWordPressのテーマを変更しようとすると、それなりに面倒なことも出てくるので、導入を考えている方はなるべく早い段階で導入することをおすすめする。

WordPressテーマ「ストーク」