宮古そばで有名な古謝そば屋（こじゃそばや）に行ってきた。宮古島ではかなり老舗のそば屋さんらしい。
市街地中心部からは若干遠く、2kmほどあるので歩いて行くのはしんどいかもしれない。途中まで歩いて行ったのだが、この日は日中30度近くありかなり暑く、途中でタクシーに乗り込むことにした。帰りも市街地中心部までタクシーに乗ったが、タクシー料金は片道500円くらいだ。
市街地中心部にあった古謝本店は閉店したらしい。有名なそば屋なので、過去に何度か古謝本店に行こうとしたのだが、タイミング悪くお店が閉まっていたりと、なかなか行くことが出来なかった。なので古謝そば屋に行くのは今回が初めてとなる。
古謝そば屋は下里の徳洲会病院の近くにある。この日は平日で午後1時過ぎに行ったにも関わらず、駐車場は車で一杯。やはり人気店のようだ。
古謝そば屋駐車場
古謝そば屋外観
沖縄らしい雰囲気のある入口を入ると、店内はかなり賑わっていた。店内は結構広く、テーブルや座敷席も多いが埋まっていたのでカウンター席に座った。観光客も多いらしく時折シャッター音が聞こえる。
古謝そば屋カウンター席
この日オーダーしたのは「そばセット」。宮古そばの他に、じゅーしー（沖縄風炊き込みご飯）、日替わりおかず（この日はひじきの煮物）、もずく、漬物（たくあん）、飲物（オーダーしたのはホットコーヒー）まで付いて値段は800円。かなりリーズナブルだ。宮古そばのお店は数あれど、ここまで充実したセットを出しているお店は少ないように思う。
古謝そば屋のそばセット
宮古そばのスープはあっさりしている。麺もしっかりとした歯ごたえだ。あっさり味なので大和食堂のそばに近いだろうか。確かに美味しいが、他の有名なそば屋に比べて差があるかと言われればそうでもない。やはり古謝そば屋ではセットが充実しているのが魅力的だ。セットの料理は全て食材・味付けともに体に優しく、この日はあまりお腹が空いていなかったのだが、お箸が進み、気が付けば完食していた。毎日でも食べたくなる飽きのこない味だ。
古謝そば屋のメニューにはカツ丼やカレーもあるがやはりそば屋だけあってそば系がメインとなる。セットのそばは追加料金を払えばグレードアップすることが出来るので次回訪れる際は是非ソーキそばを食べてみたい。
古謝そば屋のメニュー
宮古そばはどこのお店も量が多く、食後に満腹感を感じることも多いのだが、このお店ではセットを頼んだにも関わらずお腹が膨れるという感じはしなかった。しかし、物足りないというわけではなく満足感はある。かなりあっさりとしている味付けのせいかもしれない。
市街地中心部からは若干遠いのがネックだが、歴史ある有名店なので、是非一度は訪れてみてほしい。
古謝そば屋所在地：宮古島市平良下里1517-1
