テビチとステーキが絶品!宮古島のイーザトにある人気居酒屋「島おでんたから」

「島おでんたから」のおでん盛り合わせ

宮古島には繁華街の西里大通りを中心に居酒屋やバーが数多くある。飲食店巡りをしてご当地グルメを堪能するのも宮古島に来たときの楽しみの一つだ。

しかし、宮古島では集団で飲む人たちも多く、居酒屋は一人では入りづらい。特にカウンター席がないような居酒屋では一人で行くと入店を断られたりすることもある。

宮古島の人たちは基本的に酒好きなので平日でも賑わっている居酒屋が多い。また、ここ最近は観光客も増えてきたようで、ガイドブックに載っているような人気店は観光客も多く、なかなか予約が取れなかったりする。宮古島の老舗「島おでんたから」も人気店の一つだ。又聞きであるが、スタッフによると数ヶ月先まで予約が埋まっていることもあるらしい。しかし、予約客だけでなく、当日行くお客さん用の席もあるようだ。

「島おでんたから」は西里大通りの西側にある飲み屋街(通称「イーザト」)の入り口近くにある。午後7時~9時頃の夕食のゴールデンタイムであれば予約なしに入ることは難しいだろうが、夜遅めの時間帯であれば一人で行ってカウンター席にさらっと座れることもある。夜遅くても人の出入りは激しいので、一発で座れるかどうかはその日の運次第だ。

「島おでんたから」外観

「島おでんたから」外観

「島おでんたから」店内

「島おでんたから」店内

このお店でまずオーダーしたいのはガイドブックなどでもよく目にするおでん盛り合わせだ。値段は1,000円でテビチ、卵、大根、厚揚げ、さつま揚げ、菜っ葉が入っている。具材は日によって変わることもあるようだ。このお店の象徴とも言えるテビチとは豚足のことで、見た目は若干グロテスクだがトロトロで美味しい。マスタード、そしてオリオンビールとの相性も抜群だ。

「島おでんたから」のおでん盛り合わせ

「島おでんたから」のおでん盛り合わせ

「島おでんたから」のおでんはどちらかと言えば関西風と言うよりも関東風の味で、僕は関東風のおでんはそれほど好みではないのだが、東京から遊びに来た友達はここのおでんがすっかり気に入ったようで、宮古島で食べた料理の中で一番美味しかったと言っていた。

他に「島おでんたから」で僕がよく食べるおすすめのメニューはステーキだ。宮古島の人は飲んだ後の締めによくステーキを食べることもあって、このお店ではステーキも人気がある。

ステーキメニューにはオージービーフを使ったステーキ丼(900円)やステーキセット(1,400円)、また宮古牛を使ったステーキ(3,900円)もある。宮古牛ステーキはなかなかの値段だが、宮古島に来た記念に一度は食べてみたいものである。

ステーキ丼は僕がこのお店で一番好きなメニューで、飲んだ後にもよく食べるおすすめの一品だ。シンプルな盛り付けであるが、タレが絶妙で癖になる味だ。味噌汁が付いてくるのも嬉しい。

ステーキ丼(味噌汁付き)

ステーキ丼(味噌汁付き)

お肉をがっつり食べたい方にはステーキもおすすめだ。こちらも文句なしに美味しい。締めと言うよりもディナーに最適な一品である。固い肉が好きな僕はオージービーフのステーキでも十分満足なのだが、宮古牛ステーキを頼んで周りから羨望の眼差しを浴びながら食事をするのも良いだろう。

ステーキセットのサラダ

ステーキセットのサラダ

オージービーフのステーキ

オージービーフのステーキ

ステーキセットのライスと味噌汁

ステーキセットのライスと味噌汁

他には定番の宮古そばも置いている。宮古島では居酒屋でもそばが当たり前のように置いてあるのが驚きだ。「島おでんたから」は深夜2時頃まで営業しているので、飲んだ後の締めにステーキだと重たいという方には宮古そばがおすすめだ。味は酔っていたので正直あまり覚えていないのだが、宮古そばはどこで食べても美味しいものだ。

宮古そば

宮古そば

「島おでんたから」の料理はどれも美味しくてボリュームがあり、なおかつ値段も安いので、僕も宮古島滞在中はこのお店をよく利用する。残念なのは人気店ということもあって予約なしには早い時間はほぼ入ることができず、また人の出入りが激しいのでゆっくりと出来ないことだろうか。特に一人だとあまり長居するようなお店ではなく、食事をしてビールを1~2杯飲んでさっと帰るくらいが丁度良い。

昔ながらの島の居酒屋の雰囲気を味わうこともできるので、宮古島に滞在されているのであれば、是非一度は訪れて欲しいお店だ。

「島おでんたから」所在地:宮古島市平良西里172