宮古島の南東端にある東平安名崎(ひがしへんなざき)を観光した後、宮古島の北にある池間島(いけまじま)方面に向かってバイクを走らせる。
前回の記事:宮古島一の絶景スポット!名勝・東平安名崎の灯台へ(営業時間・入場料金など)
県道83号線をしばらく走ると、シュノーケリングスポットとして有名な吉野海岸と新城海岸(あらぐすくかいがん)がある。この日は新城海岸に立ち寄ってシュノーケリングをしたのだが、新城海岸でのシュノーケリングに関しては以下の記事を参照して欲しい。
参照:宮古島のおすすめシュノーケリングスポット!新城海岸へ(レンタル、無料駐車場あり)
新城海岸から、県道83号線を更に北に向かう。宮古島の東の海岸線沿いを走る県道83号線では、車の姿を目にすることはほとんどない。特にメジャーな観光スポットがなく、ついついスピードを出してしまう(特に観光客は)ので気を付けよう。せっかく宮古島に来たので、田舎の景色を眺めながら、焦らずのんびりと走るのがおすすめだ。
ひたすら北に走ると、宮古島の北端に池間島へと繋がる池間大橋がある。伊良部大橋や来間大橋(くりまおおはし)に比べて地味な感があるが、池間島の北にはシュノーケリングスポットとして有名な八重干瀬(やびじ)と呼ばれるサンゴ礁群があり、池間大橋から見る海の色も美しい。東の方向に大神島を望むこともできる。
池間大橋を渡ったところには駐車場があり、レストランやお土産屋などの売店が立ち並ぶ。
この駐車場から歩いてビーチに降りていくことが可能だ。ビーチからは、池間大橋と大神島の絶景を望むことができる。
来間島と同じく、池間島はとても小さな島で、一周するのにそれほど時間はかからない。池間島の西側を走る県道230号線をしばらく進むと、NHKドラマ「純と愛」のロケ地として有名になったハート岩がある。傾いたハートの形をした岩の穴は波の浸食によってできたものだ。是非カップルで訪れたい場所である。ちなみに僕は、この日は残念ながら野郎と一緒だった。
ハート岩を後にし、池間島の東側に向かってバイクを走らせると、池間島の北東端あたりにフナクスビーチ(池間ブロック)がある。池間ブロックとは、入り口に段差を少なくするためのコンクリートブロックが置かれていることからこう呼ばれるようになったらしい。田舎らしい優しい心遣いに癒やされると共に、何とも安直なネーミングだと思った。
木々の間を通り抜けて行くと、いかにも「シークレットビーチ」と呼ぶに相応しいビーチがあった。宮古島歴が長い僕でもこのビーチに来るのは初めてだ。しかし、以前は穴場的ビーチだったようだが、ここ最近はシュノーケリングスポットとしても人気で観光客も増えたようだ(最も、池間島自体まだまだ観光客は少ないようだが)。
池間島をさっと一周し、再度池間大橋を渡って宮古島市街地に戻ることにした。道中、いくつか寄り道をしてゆっくりと回ったのだが、無事に宮古島(池間島含む)をバイクで一周することができた。天気が良い日に宮古島の美しい海を眺めながら風を感じてバイクで走るのは格別の体験である。ただし、風が強い日もあるのでくれぐれも運転には気を付けよう。