第7回エコアイランド宮古島マラソン2016に参加~大会当日~

伊良部大橋から見る伊良部島

宮古島マラソン大会当日。集合場所の宮古島市陸上競技場までは無料バスが出ており、僕は市役所前からバスに乗り込んだ。会場に到着後、前日受け取ったナンバーカードを投函箱に投函する。

実はこの日は滞在先を移動する日で、スーツケースなど荷物一式を持参しなければならなかった。事前に宮古島市陸上競技場に連絡をして、陸上競技場の事務室で預かってくれることになったのだが、あくまで職員の好意で預かってくれただけで、会場には基本的に貴重品を預けるところはないものと思った方が良い。

宮古島マラソンの会場(宮古島市陸上競技場)

宮古島マラソンの会場(宮古島市陸上競技場)

フルとハーフに出場する選手の集合時間は午前7時半だが、フルのスタート時間は午前9時、僕が参加するハーフのスタート時間は午前9時15分なので、スタートまではかなり時間がある。宮古島でよく行くバーの店員もマラソンに参加していたので、談笑しながらスタート時間を待つ。ちなみに、10kmはスタート地点が伊良部島になるので、早めに集合してバスで伊良部島まで移動しなければならないようだ。

ハーフマラソンのコースは、宮古島市陸上競技場を出発して市役所の前を通り、平良港に行く道を左に曲がって伊良部大橋方面へと向かい、伊良部大橋を渡って伊良部島を少し走ったところが折り返し地点となる。来た道を戻って宮古島市陸上競技場がゴールだ。フルマラソンだと、伊良部大橋を往復した後に来間大橋まで行かなければならない。

この日はすごい良い天気で、日中の気温は30度近くまで上がった。午前9時頃の時点でもうすでに暑い。まずは先に出発するフルマラソンの選手を見送る。フルマラソンには宮古島でお馴染みの警察官、宮古島まもるくんも参加していた。フルマラソンの出発を見届けた後、スタート地点に着く。いよいよ2016年の宮古島マラソンがスタートだ。

宮古島マラソンスタート地点

宮古島マラソンスタート地点

スタート直後は団子状態になって若干走りづらいものの、伊良部大橋までは高低差は少ない。市役所前の通りの下り坂が若干急だろうか。伊良部大橋を渡ったところが丁度10kmくらいなので、少なくともそこまでは走りきろうと思っていた。途中に給水地点がいくつかあるが、水分補給することなく順調に伊良部大橋まで走る。

宮古島マラソンのコース(伊良部大橋)

宮古島マラソンのコース(伊良部大橋)

やはり走りながらだと写真が撮りづらい・・・。伊良部大橋は風も強く、高低差もあるのでコース最大の難所だ。道路の端は凹凸もあり地面も固いようなので道路の中心を走った方が良い。通常時は車道を走れないので道路の端を走ることになるのだが、2年連続で伊良部大橋でトレーニング中に膝を痛めてしまった。

この日は今年宮古島に来てから一番天気が良かったかもしれない。普段に比べて風も少なく、伊良部大橋からの素晴らしい景色を眺めながら爽快に走ることが出来た。下り坂に入り、伊良部島が近づいてくると折り返し地点はもうすぐそこだ。

伊良部大橋から見る伊良部島

伊良部大橋から見る伊良部島

かなり暑かったので汗でびしょびしょになったが、折り返し地点まで歩くことなく順調に来ることが出来た。今回の最低限の目標は達成だ。折り返し後、伊良部大橋の手前で給水所があるので、ここで給水をする。給水所は前が詰まっているのでドリンクを取ろうと思うと歩かなければならない。この日は熱中症になりそうな暑さだったので、給水がてら立ち止まって一瞬休憩をする。飲み物は水・アクエリアス・コーラのラインナップだ。伊良部大橋は約3.5kmあるが、橋の上には給水所がないので気をつけた方が良い。

給水後に再び出発して伊良部大橋を渡る。伊良部側から伊良部大橋を渡るときは、左側から吹き付けてくる風がもろに体に当たってくる。風が強い日は真っ直ぐ走れないほどだ。さらに、出発直後にしばらく上り坂となるのでかなりきつく感じるかもしれない。

橋を往復したところで15kmくらい。走って渡りきることが出来たが、ここら辺でかなりの疲労感が襲ってきた。昼に近づくにつれて気温もどんどん上がってくる。ハーフを走るのが初ということもあるが、暑さと疲労で15kmあたりからかなりペースダウンし、給水所での給水時を含め少し歩いてしまった。市役所前の通りの坂道がかなりきつい。

結果、無事ゴールすることは出来たものの、タイムは2時間20分ちょい。最初の10kmのペースが5分30秒~6分/km程度だったので、後半でかなり失速してしまったようだ。ゴールをすると以下の完走証とメダルがもらえる。個人情報までたどり着けるようなので正式なタイムや順位は一応隠しておくことにする。別にごまかしているわけではない。完走証は300円でゼッケンと共にラミネートしてくれる。

宮古島マラソンの完走証とメダル

宮古島マラソンの完走証とメダル

レースの後半はかなり疲れを感じたが、ゴール後は暑さで喉の渇きこそ感じたものの意外にもそれほど疲れは感じなかった。あまり無理をせず少し歩いたのが良かったのかもしれない。ゴール地点の陸上競技場で少し休憩をして着替えをした後、隣にある総合体育館でマラソン参加者に無料で提供されている宮古そばをいただく。無料の宮古そばをもらうには大会前日にもらう冊子に付いている引換券が必要だ。

午後4時からふれあいパーティーが開催されていたようだが、ゴールしたのが12時前でやることもなく、シャワーをゆっくりと浴びて昼寝をしたかったので滞在先のマンションへと向かうことにした。

初の宮古島ハーフマラソン、かなりの気温ということもあり思ったようなタイムは出せなかったが、体を痛めることもなく無事に完走することが出来た。来年は十分にトレーニングを積んでフルマラソンに挑戦するつもりだ。