宮古島の公設市場がある交差点から県道192号線をファミリーマート(宮古市場通り店)がある方向に進んでいくと、右側に「じんく屋(じんくや)」という赤と黄色の看板が目立つ食堂がある。
「じんく屋」は宮古3大製麺所の1つである久松製麺所が経営している食堂だ。ちなみに、宮古3大製麺所のその他2つは古謝製麺所とハワイ製麺所らしい。お店の近くには駐車場も3台分あるようだったが、人気店のためかお店の前にも堂々と車が停まっている。
「じんく屋」の営業時間は11:00から16:00。午後1時過ぎにお店を訪れたにもかかわらず店内は結構賑わっていたが、席数が多いこともあって待つことなく座れた。店内にはテーブル席と座敷席がある。
メニューは宮古そばを中心に様々なラインナップ。宮古そばチャーハンセットという、宮古そば屋には珍しいメニューを発見したのでオーダーすることにした。
厨房では地元のおばちゃんらしき人たちがテキパキと切り盛りしている。しばらくすると結構ボリュームのある宮古そばチャーハンセットがやって来た。このボリュームで650円は安い。
宮古そばのスープはあっさり味で、麺も歯ごたえがある。宮古島の人気店である「古謝そば屋」や「大和食堂」と比べても美味しいと言うほどではないが、「じんく屋」はサイドメニューが印象的だった。
チャーハンがとても優しい味で美味しい。宮古そばを脇役に押しやるほどの存在感だ。付け合わせのたくあんも絶妙だった。
後日、宮古そば定食(600円)も食べたが、こちらはライスにおかずのポークフライが付いてくる。こちらも中々おすすめだ。麺類にもご飯が欲しい僕にとっては、宮古そばのセットや定食があるのは有り難い。
宮古そばを単品で頼むのも良いだろうが、「じんく屋」では是非サイドメニューの美味しさを堪能して欲しい。
ちなみに久松製麺所は宮古そばの通販もやっている。詳細は久松製麺所の公式サイトを確認して欲しい。このサイトで「じんく屋」のメニューなども確認できる。
滞在しているマンション近くにまだまだこんな名店があるなんて知らなかった。やはり宮古島はグルメの街である。ご馳走様でした。
「じんく屋(じんくや)」所在地:宮古島市平良字下里84番地