【宮古島グルメ】「野咲家(のざきや)」でおすすめのヤギ汁(山羊汁)をいただく

ご飯とたくあんが付いてくる

僕は宮古島歴が長いのだが、これまでに一度もヤギ汁(山羊汁)を食べたことがなかった。

観光客がよく「臭くて食べられない」と言っているのを聞いていたので、どことなく敬遠していたのだ。

しかし、離島などに行って可愛いヤギちゃんと触れ合っているうちに、一度は食べてみようかと思い、この日はヤギ料理で有名な「野咲家(のざきや)」にやって来た。

「野咲家(のざきや)」外観

「野咲家(のざきや)」外観

地元の食堂の雰囲気が漂う

地元の食堂の雰囲気が漂う

宮古島の人は飲んだ後の締めによくステーキやヤギ汁を食べる。僕も宮古島での締めはもっぱらステーキだ。

「野咲家」でもステーキやヤギ汁が人気メニューらしく、飲んだ後のお客さんで夜遅くまで賑わっているようだ。

なお、「野咲家」のステーキに関しては以前の記事で少し触れたのでそちらを参照して欲しい。

「野咲家」のステーキ

来間島のカフェ「楽園の果実」でランチ、宮古島最後の夜は「野咲家」でステーキ

2016年12月2日

この日は日曜日の午後10時過ぎだったが、飲みの締めには早すぎる時間帯なのだろうか、店内には他にお客さんはいなかった。

「野咲家」店内

「野咲家」店内

地元のおばちゃんたちが切り盛りしている

地元のおばちゃんたちが切り盛りしている

テーブル席に座り、ヤギ汁と生ビールを注文する。

ヤギ汁は味噌味と塩味から選ぶことが可能だ。店員さんにおすすめを聞いてみたところ、「宮古は味噌」との答えが返ってきたので、味噌をいただくことにした。

とりあえずの生ビール

とりあえずの生ビール

生ビールを飲みながら待っていると、他にお客さんがいないこともあってかすぐにヤギ汁が運ばれてきた。

「野咲家」のヤギ汁(味噌味)

「野咲家」のヤギ汁(味噌味)

臭い消しのためか、ヤギ汁にはヨモギが入っている。

ご飯とたくあん付きだ

ご飯とたくあん付きだ

まずはスープをいただく。「臭い」と聞いていたので若干覚悟をしていたのだが、味噌とヨモギが効いているのか、スープにはほとんど臭みは感じない。

スープの中には骨付きのヤギ肉が入っており、柔らかくてクセもなく食べやすかった。味は羊肉に似ている。

骨付きのお肉は美味しくてガツガツいけるのだが、レバーのような内臓肉も入っていて、レバーが苦手な僕は食べるのに苦労した。

他には蛇の皮のような見た目の謎の物体も入っている。これで臭みがあったらかなりきついかもしれない。

ヤギの様々な部位が入っている

ヤギの様々な部位が入っている

ヤギ汁はかなりのボリュームだったが、内臓肉を少し残してほぼ完食することができた。

なお、ヤギ肉は栄養たっぷりで貧血改善や疲労回復の効能があるようだ。この日は宮古島マラソンで疲労困憊していたのでぴったりだったかも知れない。

ヤギ汁は想像していたよりも美味しかった。「また食べたいか?」と言われると、宮古島には他にも美味しい料理はたくさんあるのでわざわざ食べようとは思わないが、宮古島に来たなら是非一度は現地グルメのヤギ汁に挑戦して欲しい。

口から若干の獣臭を漂わせながらお店を後にした。ご馳走様でした。

住所と地図(現在は移転しています)

宮古島市平良西里124(移転先)

※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。